2010年6月5日土曜日

 6月2日に1名(3回目)の振り込みがありましたので、支援金の現在高は175,265円、今までに延べ121名から届いた支援金の合計は1,676,565円になりました。メッセージもありがとうございました。その他にも、振り込んだというメールが届いています。

 昨夜遅く大阪から帰宅しました。徳島も大阪も各々の会場一杯の参加者で、質問もたくさんあり、閉会の時間ギリギリまでがんばってコミュニケーションをしました。消費者の方々が農薬についてどういうことを知りたいと思っておられるのか、時間の余裕のある時に紹介したいと思っています。

 関西にはたくさんの支援者がおられますが、その中のお一人はわざわざ大阪での私の講演を聴きに来て下さったので、開会の前に講師控室でお会いできました。写真を送って下さった2~3の方を除いて、支援者と私はメールでのやりとりだけですが、今回は初めて支援者のお一人と直接お話をすることができました。

 来週は、11日に千葉大学園芸学部で開講されている食品安全ビジネス論という公開講座を担当します。この講座が始まってすでに数年が経ちましたが、毎年学内の学生だけでなく、学外からも多くの社会人が受講してくれます。12日からは車に調査機材を積んで長野県に出かけ、松くい虫防除のために駒ケ根市と千曲市でヘリコプターで松林に散布される薬剤の飛散状況調査をする予定です。散布は早朝に実施されますが、私たち(研究者3人)は現地に約1週間宿泊し、散布松林内や周辺地域で気中濃度や落下量を経時的に測定します。昨年も同じ場所で調査をしましたが、特に調査対象の駒ケ根市の山は、地元の人によると熊が出没するところだそうですので、山腹の調査地点に設置した大気を捕集するカートリッジを交換(2時間おきに)するために、夜中に真っ暗な山に入って獣道を歩く時は、懐中電灯を照らして鈴を鳴らしながら歩きました。今夕のテレビのニュースで、北海道で山菜採りに山に入った女性が親子ずれの熊に襲われて亡くなったと伝えていましたので、今年は念のためにラジオも持っていこうかと思っています。今から調査に出発するまでは、その準備で忙しくなりそうです。