2010年8月23日月曜日

 8月20日に振り込まれた方(3回目)の支援金が届きました。これで支援金現在高は155,000円、延べ156名からの合計額は2,028,565円になりました。「・・裁判で事件の真相が明らかになり、市橋さんが更生へと早く歩み出すことができますように、願っています。」というメッセージも書いてありました。ありがとうございました。これを見ても、支援者は市橋君を単に犯罪者としてだけでなく、一人の人間として見てくれているということがわかります。

 一昨日の追記で紹介したブログ「刑務所体験作家 本間 龍の日記」
http://d.hatena.ne.jp/gvstav/20100814/1281798390
の著者の本間氏からメールをいただきました。東京拘置所に1年、栃木県の黒羽刑務所に1年収監されていたご自身の体験から、独居房の様子や、千葉刑務所では熱中症で死亡した受刑者がいるということや、市橋君の現在の処遇を改善するにはどうしたらよいかなど、助言をいただきました。あらためて上記のブログを訪問し、最新タイトルのいくつかを読ませていただきました。体験した人でなければわからない刑務所内での様子が垣間見えた気がしました。

 こんなことを考えるのはまだ早過ぎるかもしれませんが、裁判が終わって刑が確定(死刑ではないことを祈りますが)した後、市橋君は長い年月を服役することになるのでしょうから、その時に彼が社会から断絶された状態でなお自分を高める生き方ができるためにはどういう支援ができるかを考えるために、刑務所内での生活がどういうものか知りたいと思いました。ちょうど本間 龍氏の書かれた”「懲役」を知っていますか?有罪判決がもたらすもの”(学習研究社)の宣伝が上記ブログのページに載っていましたので、はじめにと目次とサンプルページと終わりにを試読の上、amazon.co.jpで発注しました。