2010年9月23日木曜日

市橋君が卒業論文の研究をした研究室の教授が私が適正な裁判を支援する会の活動をしていることを皆に知らせて下さったらしく、市橋君と同じ時期に研究室を専攻し、空手の練習も一緒にしていた元学生が連絡をしてくれました。すでに結婚して子供の親になっている人ですが、学生時代の市橋君について弁護団に証言してもよいと言ってくれました。こういう状況になった市橋君は、皆に顔向けできないと思っている筈ですから、昔の友人たちができる範囲で彼の支援を申し出てくれていることを知れば、人の温かさを認識する筈です。

昨日はCharlotte から来てくれたDon Proffer 君と Raleigh 市内にある湖のひとつ Lake Wheeler にフィッシングに行きました。1969年以来の空手の弟子ですが、お父さん(故人)は陸軍のグリーンベレイと呼ばれる特殊部隊の隊長をしていた人です。大学卒業後は市警察に長年勤務し、その後資格をとってCPA(公認会計士)になりました。今は老齢のお母さんのお世話をしています。私が車を運転して遠くに行く時に道に迷ったり、居眠りして事故があってはいけないとの配慮で、わざわざ遠くから来て車に同乗してくれました。私のモーテルの部屋のソファで寝ていました(もう必要がないと判断して先ほど帰宅しました)。映画やメディアが描くアメリカ人のイメージと違って、Don Proffer 君をはじめとして多くのアメリカ人は、今の日本人が失ったものをちゃんと持っているすばらしい人たちです。