2010年10月13日水曜日

東京農大の研究室にTBSテレビの報道局Nスタのディレクターの一人が取材に来られ、「家庭菜園ブームの裏側で見たものとは!」(仮題)というのが切り口の番組でしたので、カメラが回る中で、家庭菜園といえども、病害虫が発生して手に負えない時は、インターネットで流通したりホームセンターに並んでいる怪しげな資材(いわゆる植物抽出液や自然農薬の類)に惑わされずに、農薬はちゃんと登録のあるものを選んで適正に使うことが必要という指摘をしておきました。その後、車で松戸に移動し、千葉大学園芸学部の研究圃場や共同研究をしている研究室の実験室風景の映像を撮っていきました。ずい分長い時間カメラは回っていましたが、実際に放送される時は編集され、ストーリーに会う場面を切り取った短いワンシーンになるのが普通です。来週19日(火)の18時15分頃からの特集コーナーで放送予定だそうですが、どういう編集がされるか興味があります。

このディレクターは、何年か前に市橋君が逃走している最中に、私が当時のTBSの取材に応じて、テレビで自主的に出頭するように呼びかけた(そのために当時の学部長に呼び出され、取材禁止に違反したので懲罰委員会にかけるぞと脅かされましたが)のを覚えておられました。

今週の土曜16日と来週の土曜23日には東京で農業高校の教師を対象にした農薬に関するセミナーが予定されていますので、私が担当する約2時間の講義の準備に今からとりかかり、明日中には資料を送付しなければなりません。