2011年1月2日日曜日

支援者の皆さま、明けましておめでとうございます。市橋君が適正な裁判が受けられるように、今年も引き続きよろしくご支援のほどをお願い致します。刑務所の中の市橋君は、少しはお正月らしい料理がでたのでしょうか。

今年の元旦は何十年振りかで新宿の末廣亭という寄席に行って、妻と楽しい半日を過ごしました。

今日はテレビで恒例の箱根駅伝を観て、東洋大の柏原竜二選手が山登りの5区でそれまで圧倒的に1位を保ってはるかに先行していた早稲田大の選手についに追いついて、追い抜いて往路1位になったことと、東京農大が往路11位になったのを確認後、私も近所の江戸川堤防に行って初走りをしてきました。一昨年、昨年もそうでしたが、登りの厳しい5区の山道で柏原選手が何分も先行して走っている選手たちを、顔をゆがめて歯を食いしばって一人また一人と追い抜いていく姿には感動しました。いつもそうですが、箱根駅伝を観ると、カンフル剤を注射されたように元気がでてきて、ようし私も走るぞという気になります。

江戸川堤防では天気にも恵まれて、家族連れで散歩をしたり、赤ちゃんを乗せた乳母車を押している夫婦がいたり、自転車に乗ったり、犬の散歩をしたり、子供と凧あげをしたり、人それぞれに戸外の空気と景色を楽しんでいました。私と同じように正月早々からジョギングをしている人にも最低15~16人は出会いました。

私が子供の頃(60年くらい前)のお正月の遊びの定番は、「凧(たこ)あげ」、「こま回し」、羽子板での「羽根つき」、「竹馬(たけうま)乗り」、「カルタ取り」などでしたが、この頃は「凧あげ」くらいしか見なくなりました。そういえば、「かくれんぼ」や「鬼ごっこ」や「缶けり」や「木登り」なども見なくなりましたので、子供の遊びも変わってきたのでしょう。都会では、そういう遊びができる安全な路地や、登れる木や、走り回れる野原がなくなってきた影響でしょうか。本当は体と頭を使うこういう遊びで、子供達は身のこなしを覚えたり、体力や感覚が鍛えられ、他の子供との付き合い方も自然に身についていたのかもしれません。ネット中毒や、テレビゲームに熱中している若者や、電車の中で電子ゲーム機をピコピコやっている大人を見ると、一部の感覚は発達しても、トータルな人間としては退化しているのではないかと思ってしまいます。