2011年1月8日土曜日

アメリカの友人(Margieさん)に、亡くなったJohn君の奥さん宛に私の名前でお花を届けてほしいと依頼しましたが、昔はアメリカでもお花を届けて弔意を表すことが行われたが最近は亡くなった本人の遺言や遺族が指定する公益目的でお金を寄付をする人が多いと言われたので、それならそうするように頼みました(お金は後から返すからという約束で)。そうしたら、今日アメリカがん協会から礼状がメールで届きました。

In Remembrance of John Burgess a Memorial Gift has been made to the American Cancer Society by Dr. Naoki Motoyama.
Donation Preference: Prostate Cancer
Donation Amount: one time donation of $100 in memory of John Burgess

John Burgess 氏を追悼して、本山直樹博士からアメリカがん協会に記念の贈り物が寄付された。
寄付を使ってほしい分野:前立腺がん
寄付金額:John Burgess氏を追悼して100ドルを1回だけ

Thank you for your recent generous donation to the American Cancer Society. Your support in the fight against cancer will touch countless lives both in your own community and across the country. The American Cancer Society is working tirelessly to eradicate cancer and to ease the burden of those living with cancer. With your support, the American Cancer Society is saving lives by helping people get well and stay well, funding lifesaving research, and empowering people to fight back against cancer.
Thank you again for your support.
Elizabeth T.H. Fontham, MPH, DrPH
President, American Cancer Society, Inc.

アメリカがん協会への最近の寛大な寄付をありがとうございました。がんとの戦いに対するあなたの支援は、あなたの地域と全国の無数の方々の命に関わります。アメリカがん協会は、がんの撲滅とがんを発症して生きている方々の負担を軽減するために、がんばっています。あなたの支援によって、アメリカがん協会は人々の病気が治るように援助することで命を救い、命を救うための研究に資金を提供し、がんに負けないように戦う人々に力を与えています。あなたの支援に本当に感謝します。
Elizabeth T.H. Fontham(学術修士・学術博士)
アメリカがん協会会長

こういう知らせがJohn君の奥さんのMaureenさんのところと私宛に送られたようです。
The American Cancer Society(アメリカがん協会)https://www.cancer.org/involved/donate/donateonlinenow/index
というのは、がんに関する研究や対策を支援するために、国の予算に頼るのではなく、民間を対象に常時このような寄付を募集していて、多くの人々がそれに応えているようです。考えてみれば、アメリカ人のやり方は合理的だなと思います。

日本の葬式では、弔問に訪れた人が献花をしたり、香典を差しだしたりして、遺族はそれに対して後日お返しを送るというのが習慣化していますが、葬式は大変な経済的負担がかかるので、喪主や遺族の負担を皆で支援して少しでも軽減するいう意味からそういう習慣ができたのでしょうか。