2011年4月19日火曜日

3月31日のブログの記事を千葉刑務所に投げ込んできたと私に言ってこられた方は、「刑務官は悪くない、手記の原稿を持ち出した弁護団の方が悪いので、刑務官が差し入れを意図的にストップするような嫌がらせをされても当然だ」という趣旨のことも言ってこられたので、どういう意図でブログの記事を刑務所に渡されたのか(あるいは本当にそうされたのかも)不明です。しかし、今回実験的に差し入れた物はきちんと本人に届いたことが確認できたのですから、いろいろ詮索するのは止めましょう。大事なことは、市橋君がそんなことにイライラせずに、来たるべき公判に落ち着いた精神状態で向き合うことでしょう。

支援者のお一人が、今日行われた第16回公判前整理手続き(最終回)のことが載っているサイトがありますと知らせてくれました。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110419/trl11041916450002-n1.htm

公判は7月4日(月)から始まり、審理は法廷通訳が入るので通常の2倍時間がかかる(日本語を英語に、英語を日本語に通訳するので)ということで、途中休憩も挟んで(集中して審理をすると精神的な負担が大きいとのこと)、7月12日までの間に6日間とってあるようです。評議は7月13日(水)から7月20日までの間に4日間とってあり、判決は7月21日というスケジュールのようです。

先日テレビのニュースでアメリカのアーカンソー州やアラバマ州で大きな竜巻(Tornado)がいくつも発生して死者30人に達する大きな被害がでたと報道していましたが、翌日の新聞ではそれに加えてアメリカ南部では暴風雨(Storm)が加わって大きな被害がでたと報道していましたので、地震と津波と放射能汚染のことで心配してくれたノースカロライナ州の友人に見舞いのメールを送りました。100フィート(約25m)もの大木が何本も根こそぎ倒されて電線を切ったり、屋根を直撃したり、道路を交通不能にしたりで、家や車を失った人がいて、死者もでているとのことでした。普段は人間は自然を支配しているような気になっていますが、ひとたび自然が猛威を振るえばいかに人間は無力かと思い知らされます。

(国立感染症研究所の葛西真治博士が先日のシンポジウムの写真をたくさん撮って送って下さったので、4月14日のブログに1枚だけ追加しておきました。)