2011年5月4日水曜日

5月2日に振り込まれた2名の方(8回目、5回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は98,020円、延べ286人からの合計額は3,042,585円になりました。ありがとうございました。以下のメッセージも手書きされていました。

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本山先生、550位おめでとうございます。欠かさず走っている様子をブログで拝見するたびに本当にすごいと思っていました。あと2ケ月で公判ですが、市橋君の気持ちは落ち着かないと思います。私も同じです。
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5度目です。また少ない額でごめんなさい。長年ひどいうつを患っていて働けなくて、細々と暮らしています。もう生きているのがつらくて、何度も死のうとしました。でも市橋さんの支援をするようになり、市橋さんや本山先生の頑張りに、私も頑張らなくてはと思うようになりました。市橋さん、私も頑張るから市橋さんも頑張ってね。
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今日は5月4日ですから、公判が始まる7月4日までちょうど2ケ月となりました。今までは、公判前整理手続きが行われる時に、市橋君は独居房を出て裁判所で裁判官や検察官の顔を見たり声を聞いたりする機会がありましたが、これからはまた接見に訪れる弁護団だけが外との接点という生活に戻るのでしょう。未決囚で刑務がないというのは、時間に追われない反面、外に出て動き回る自由はないので、独居房の中で一日中何をして過ごすのか自分で考えなければならず、それも慣れてしまえば気が狂うこともないのかもしれませんが、まだ若い市橋君にとっては大変だろうなと想像してしまいます。

5回目の支援金を振り込んで下さった支援者からは最近頻繁にメールをいただきますが、過去の長い間のいろいろなストレスが原因でご自分の体調が崩れていることに加えて、ご家族(お子さん)にも問題をかかえて大変な様子。そんな絶望的な生活の中で、市橋君の裁判の支援に関わることを、自分自身の生きる励みにしておられるのかもしれません。

支援者のお一人から、日英外相会談でイギリス側が市橋君の裁判での日本側の協力(被害者家族の傍聴に関して)を要請したという情報が今届きましたので、追加しておきます。http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210504006.html
市橋君の裁判は、イギリス国民や政府にとっても大きな関心事のようです。しかし、ギョーザ事件の時や、警備艇への漁船の体当たり事件の時のように、外交的配慮が適正な裁判に影響するようなことがあってはならない筈です。