2011年6月14日火曜日

6月11日に振り込まれた方(14回目)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は206,020円、延べ309人からの合計額は3,150,585円になりました。ありがとうございました。市橋君の最近の様子については、明後日16日に菅野弁護士、三宅弁護士と公判での証言の打ち合わせでお会いする予定ですので、その時に伺ってきて皆様に報告します。

支援者とのメールのやりとりを通して、少し気になる事がありますので、私の考えをお伝えしておきます。適正な裁判を支援する会の目的は会の設立の趣旨で述べた通りですが、皆様のご支援のお蔭で当初募金の目標とした100万円をはるかに超えて300万円をも超えました。被告人の権利を守るために無償で立ち上がって下さった6人の私撰弁護団が、市橋君が身柄を拘束されて以来、長期間にわたって市橋君への接見と弁護活動に従事して下さっています。皆様から提供された支援金は、弁護団の支えとして大変役に立っている筈です。

支援者の中には、1回だけ支援金を振り込んで下さった方も、20回も振込んでくださった方もおられますし、千円振り込んで下さった方も10万円振り込んで下さった方もおられます。ほとんどの方が市橋君とは直接関係のない方の筈ですが、千葉大学の元学生に適正な裁判を受けさせるために、それぞれの生活の中から可能な範囲で支援をして下さっておられます。振り込まれた金額の多寡や回数には無関係に、私はどの支援金に対しても大変ありがたいことと等しく感謝しております。

先日長野県で開催された有人ヘリによる松くい虫防除に関する検討会を傍聴・取材していたテレビ信州の記者から電話がありました。私が講演で、散布松林の周辺住民への聞き取りでは体調不良を訴える人は誰もいなかったと報告したことに関連して、記者も取材で回ってみたがやはり地元では薬剤散布で体調不良になったという訴えは全くなく、むしろ松を守るために是非散布を続けてほしいという声ばかりだったとのこと。明後日16日の夕方には、私への電話取材をさせてほしいとのことでした。往往にしてメディアは反農薬活動家グループの声ばかりを取り上げて国民に間違った印象を与えがちですが、今回のように自ら現場に出て取材をし、正しい報道をしてくれるのは大いに歓迎したいと思います。