2011年6月11日土曜日

6月9日に振り込まれた方(9回目)からの支援金が届きました。これで支援金の現在高は196,020円、延べ308人からの合計額は3,140,585円になりました。ありがとうございました。この方と6月5日に振り込まれた方からは、6月4日のブログで書いた嫌がらせ行為についてのコメントも届いています。私自身は何の影響も受けておらず、多分犯人は精神を病んでいる人(差別的な意味ではなく、無関係の人に経済的被害を与えてまでも自分の思い込みを人に知らせようとする、善悪の判断のできなくなっている人)で、自分に注目してほしくてやっているのでしょうから、警察に届けた以外は何も対応するつもりはありませんが、一応お二人からのコメントを紹介しておきます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4日のブログ読みました。ここまで悪質な嫌がらせを受けていたなんて・・・。確かに「犯罪者」を支援する活動が、世間の大多数の人達から白い目で見られるというのは理解できますし、支援者もごくごく少数なのもわかります。でも嫌がらせをしていい理由にはなりません。
本山先生は批判する人に「支援する会の趣旨」をよく読んでほしいと書いてありましたが、残念ながらそういう人達には正論は通じないのです。「犯罪者」を支援する事自体が気に食わないのです。
本山先生の電話番号を使った人は、「犯罪者」を憎むあまり自分が「犯罪者」になっていることに気づいていないでしょう。何だか皮肉ですよね。
今日から松戸の女子大生殺害事件の公判が始まりました。被告人は殺意を否定していますが、真相はどうなのでしょうか?一昨年は千葉大学園芸学部にとって大災難としかいえなかったと思います。私も大学の関係者が気の毒で仕方がありませんでした。
市橋君に言いたいのは、今の境遇は自業自得だという事を。そして一生罪を償い続けることです。
たらればですが、リンゼイさんを殺めてしまった時に素直に捕まってほしかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ところで、現在もまだ(いまだに)、批判や嫌がらせの行為が続いているとのこと。
批判に関して、またひとこと、言わせて下さい。私は、以前から言わせて頂いている通り、「幸せな人は意地悪しない」のですから、執拗な嫌がらせをする人は、ご自身が不幸と叫んでいるのだと思います。気の毒だと思って、こちらは放念するだけだと思います。 私の師匠のお言葉を借りると、「ネットでも、執拗に悪口などを書いたりする人がいますが、あれはファンですよ」と教えられました。熱烈な歪んだファンなのだそうです。本当に嫌いなら、眼中にありませんし、無視するはずなのです。けれども、好きで好きで、自分をわかってほしくってたまらないから、嫌がらせをするのです。または、自分の理想の相手でいてほしいと思う歪んだファン思考。また、素直にファンです・・と言って、正攻法では振り向いてもらえないから、偏屈な性格から、逆に嫌がらせをして振り向いてもらおうとしているだけなのです。
ですから、本山先生がおっしゃる通り、そうされている通り、あいてにしないことがいちばんだと思います。子どもと一緒で、そうすればかまってもらえると思いこんでしまうから、無視することがいちばんだと思います。しかし、販売店や宅配業者の方々には、迷惑極まりない、犯罪行為であります。
そして、世の中が東日本大震災で危機を迎えている最中、どうして、そのような「悪意」に満ちたことができるのか??はっきり申し上げますが、「悪いことをしたら、その分、必ず自分に返ってきます」。ですが、人生間違ったことをしても、自分で気づくことができ、心から反省し、何事も責任主体で行動できれば、軌道修正できるのです。人生に無駄はありません。このような卑劣な行為をされている方が、早くそのことに気づかれますよう、祈っております。
末筆ながら、すっきりしない毎日でありますが、お健やかにお過ごし下さい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私がまだ千葉大学教授で現職だった時に、学内の清掃を担当してくれていた契約職員と親しくしていましたが、ある時私の居室に入ってこられ、研究棟の女子トイレの中で理解できないことがあって毎回掃除をしていて嫌になってしまうと訴えられました。汁の入った半分食べかけのカップ麺が便器の横に置いてあるとのことでした。拒食症の女子学生が、自動販売機で買ったカップ麺にお湯を注いで半分だけ食べて、すぐ喉に指を入れて便器に吐き出して、残りを床に置いていたのでした。この女子学生は拒食症でお腹が空くので半分食べて吐き出すという行為を繰り返していたのですが、自分の病気を誰かに気が付いてほしくて残りを捨てずにわざわざ床に置いていたのです。私はすぐ教授会で報告し、この学生はSOSを発信しているのだから、研究室内で様子のおかしい学生がいないか注意をしてほしいという要請をしました。幸い、その後夜中に女子トイレの前の廊下にカップ麺の匂いが漂ってきたことから該当者と接触できて問題は解決しましたが、上記の私にストーカー行為をしている人も精神を病んでいて助けを求めている可能性もありますので、誰か身近の人が気が付いて助けてあげられればと思います。

ある支援者とのメールのやりとりで、亡くなったリンゼイさんの悔しい思いも理解するために性的犯罪(強姦、痴漢、セクハラなど)を受けた女性がその後どのようなトラウマ(精神的な傷)を背負うのか、適当な本があれば読んでみたいと言ったら、作田 明著「性犯罪の心理」(河出書房新社)を図書館で借りて送って下さいました。犯罪心理学者が各種の性犯罪について解析した本で、私の意図した内容ではありませんでしたが、せっかくですので返送する前に一応目を通しています。