2011年7月8日金曜日

市橋君の裁判は多くの方の関心を集めているようです。関西のある大学の社会学部メディア学科の2年生から、専攻している教授のゼミの課題として市橋君の問題に取り組んでいるので私に取材したいという申し出があり、今日の午後TBSテレビの取材の後でお会いすることになりました。学生諸君にとっても、今度の事件は犯罪心理学やマスメディアの役割など、チャレンジする価値のある課題なのでしょう。
(注:心理学を勉強しているという人からのメールは、私がブログに紹介するかどうか試すやらせであったという連絡がありましたので、削除しました。)

今朝のフジテレビのとくダネという番組の中で、昨日の市橋君の証言と裁判の流れについて、ゲストの元検事で現在弁護士の方のコメントとして、計画性も殺意も感じられないという感想を述べておられたのが印象に残りました。

7月6日に振り込まれた2名の方(初回、匿名)の支援金が届きました。これで支援金の現在高は146,843円、延べ333人からの合計額は3,287,428円になりました。ありがとうございました。

TBSニュースキャスターの取材後、関西の大学の社会学部メディア学科の2年生の男子学生が訪ねてきて、携帯電話の録音機能を使いながら私にいくつかの質問をぶつけてインタビューをしていきました。メディアが犯罪事件をどう報道するかを研究しておられるS教授のゼミ学生ですが、昨夜京都から夜行バスで上京し、今朝は教授を含めた何人かで千葉地裁前に並んで傍聴席を確保し、交代で傍聴してからこの学生だけが私のところに取材に来たとのこと。今夜は夜行バスで京都に帰るか、漫画喫茶みたいなところで時間を過ごして明日帰るかとのことでした。日曜の夜行バスでさらに多くの学生が上京して、月曜の裁判を傍聴する予定とのことでした。学生にとっては経済的負担が大きいので、大変な努力をして社会の注目を集めているこの裁判を傍聴しようとしていることがわかりました。つい元教師の習性で、いい経験になる筈だからしっかり頑張れよと励ましてしまいました。

先日取材に来られた東京新聞の記者から、7月5日付の新聞が送ってきました。社会面の初公判の様子の記事に加えて、地域の情報(千葉中央)のページに私への取材記事と「支援する会」の活動の紹介が私の写真付きでかなり大きく載っていました。私たちの活動を前向きに評価してくれていると感じました。