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寒くなってきましたが、市橋君はお元気でしょうか。市橋君の事の映画化については、とてもショックです。まだ裁判は終わっていないのに、映画化なんていいんでしょうか。心配です。先生も、寒くなってきましたが、お体に気をつけて下さい。
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映画化されるとの報道で、今以上にご両親が辛くなります。市橋君にもご両親にも人権がある筈なのに、世の中の無情さに胸が痛みます。先生、弁護士の方々、市橋君を救ってあげて下さい。寒くなりました。先生、お体に気をつけて下さい。
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手記を映画化する場合に、手記の著者や出版社の了解が必要ないのかどうか私には判断できませんので、明日菅野弁護士の事務所を訪ねる機会に確認してみます。
今日は東京農業大学総合研究所生物防除研究会の特別講演があり、私も聴講しました。アメリカのミシガン州立大学に併設されているIR-4(Inter-regional Research Project Number 4)と呼ばれるマイナー作物の農薬登録支援プロジェクトの宮崎 覚(さとる)先生が、「米国の農薬規制と対応策:IR-4(マイナー作物登録制度)とFQPA(食品品質保護法)を中心にして」という演題で、2時間にわたって講演をされました。宮崎先生は1961年に東京大学農学部を卒業され、その後アメリカ、カナダに留学され、1978年からIR-4に勤務されている方です。私が農水省の農業資材審議会農薬分科会長の任にあった時に、同様の仕組みを日本にも導入しようと努力したことがありますので、宮崎先生とは旧知の間柄です。
このブログのテーマではありませんが、アメリカでは作付面積30万エーカー(=12万ヘクタール=12万2千町歩)以下の作物はマイナー作物として、連邦政府の国家プロジェクトとして1963年以来ほぼ50年にわたって公的資金で農薬登録の支援(現在の年予算額1800万ドル=約15億円)をしてきています。アメリカでは国が農業をどれだけ大切にしているかがわかる素晴らしい講演でした。講演後の懇親会でも、お互いに再会を喜び合いました。私はアメリカに約10年暮らした後日本に帰国してしまいましたが、宮崎先生はそのままアメリカに残ってアメリカ国籍を取得して永住されました。お嬢さんはアメリカ人と結婚して、イギリスに住んでおられるとのことでした。(写真はクリックすると拡大できます)
今週辺りに予定されていたアメリカ人の義理の息子の来日は、向こうの都合で延期になりました。今日は残念ながら走る時間はありませんでした。