2011年11月19日土曜日

東京吉祥寺に着いたらあいにくの小雨でしたが、東急百貨店吉祥寺店の北側広場で2011年全国農業高校収穫祭が開催されていました。北海道、青森、宮城、山形、新潟、福井、群馬、東京、神奈川、和歌山、大阪、兵庫、岐阜、福井、島根、愛媛から20数校が参加し、生徒たちが栽培し収穫した農作物や各種加工産物を展示販売していました。私もちょっと覗いてみたら、多くの道行く人が立ち寄って混雑していましたが、生徒たちの「いらっしゃいませ」と連呼する元気のいい呼びかけ声に、屈託のない何と素晴らしい子供達だろうと明るい気持ちになりました。全国の農業高校の生徒たちが先生と一緒に東京に来て、2日間にわたって自分たちの育てたお米や、果樹や、野菜や、花や、肉や、卵や、加工したジャムやジュースや味噌や、ハムなどを展示販売するという経験は彼らの人生にとって貴重な思い出になる筈です。

吉祥寺第一ホテルで行われた「食農の明日を担う教育を考える」というテーマのセミナーは、梁川先生(京都教育大学教授)と私の講演に続いて、花野先生(東京都立農芸高等学校長)も加わってパネルディスカッションに入りましたが、キャスターの木場弘子さんが名コーディネーター役を務めました。今朝日本テレビの朝8時から9時半のウエークアップという番組に出演しているのを拝見しましたが、その後で大阪のスタジオから駆けつけたとのことでした。千葉大学教育学部のご出身で、今はフリーのキャスターとしてあちこちで活躍されている方です。会場から、さすが農業高校の先生方らしい質問やコメントも出ましたし、セミナーはよい企画だったと思いました。