2012年8月9日木曜日

午後遅く、いつものように景色を眺めながら江戸川堤防を6Km 走ったり歩いたりしてきました。何年か前に江戸川と並行に人工的に造成した流水路は 、今では岸辺の木々も大きく育ってすっかり自然の景観の一部になりました。江戸川では珍しく2人の若者がボート漕いでいました。見ていたら、葛飾橋と上流の上(かみ)葛飾橋の間の約2.5Km を上ったり下ったり、何回も往復してトレーニングをしていました。

夕食後、タオルを首に巻いてうちわを手に持って松戸宿(じゅく)献灯(けんとう)まつりを見に行ってみました。先日の花火大会の時ほどではありませんが、散歩をする家族連れで溢れていました。商店街のちょうちんが飾られた前辺りの坂川の上に設けたステージでは、若者のグループが体の芯に響くような和太鼓の演奏をし、多くの見物人が盛んに拍手をしていました。露店もたくさん出て、賑わっていました。坂川では上流から流された流し灯籠(とうろう)がろうそくの仄(ほの)かな灯(ひ)をともしながら流れてきて、ステージの前に設けた堰(せき)で留まっていました。

都会では普段だんだん住民どうしの絆(きずな)が希薄になってきましたが、こういうお祭りを通して少しでもコミュニティとしての意識を共有しようとしているのかもしれません。