2012年8月1日水曜日

東京農業大学の研究室から借りていた実験装置を車に積んで、返してきました。渋滞がなかったので、片道1時間半弱で比較的楽でした。東京都内を運転する時はいつも緊張しますが、この頃少し慣れてきたせいかもしれません。

今年4月に卒業して就職できなくて、大学に残って就職活動中だった東京農業大学の学生が、先日農薬の分析関係の会社の最終面接までいったと相談にきましたが、残念ながら私のところに来た日の午前中に不採用の通知が届いてしまったので何の応援もできませんでした。その後どうなったか気になったので、指導教員の学科長にメールで問い合わせてみたら、ある大きな会社の子会社に採用されて、8月1日(今日)から新入社員として勤務し始めていますとのことでした。この不景気で就職難の時代に巡り合わせた若い学生諸君にとっては、大学卒業後に就職できるかどうかは大問題の筈ですから、私が指導した学生ではありませんが、一人の若者の進路が決まったことに私もホッとしました。東京農業大学では、教職員が一緒になってよく学生の就職の応援をしているという印象を受けました。

長野県安曇野(あずみの)市でのある研修会での講演を10月に依頼されていましたが、東京農業大学での講義日程とちょうど重なってしまって困ったなと思っていました。どちらかの日程を変更できないか打診していましたら、幸い研修会の方の日程を変更してもらえることになりましたので、これで一安心です。

夕方遅く木立の上に満月が昇っているのがロマンチックに見えたので、愛用のデジタルカメラでうまく写るかどうかシャッターを押してみました。まだ背景の空が少し明るかったので、しばらくして真っ暗になってから再度撮影してみましたら、月の色は出ませんが、形が真ん丸なことは写っていました。

アメリカに帰った孫たちは8月末までは学校が休みなので、娘は毎日孫たちのエネルギーを発散させるためにあちこち連れて行ったり、遊ばせたり、大変だろうなと想像しています。その大変なことが、後から振り返ってみると幸せなことなのかもしれませんが。