2012年8月23日木曜日

私は相変わらず時間に追われる、ゆとりのない生活をしていますが、今朝はノースカロライナ州の友人/空手の弟子のFrank君・JoAnnさん夫妻から電話があり、その後Margieさんからも電話がありました。皆が今年は私はいつ来る(帰省する)のかと訊くので、9月20日に中国北京から帰国したら10月中旬の農大での講義が始まる前の3週間くらい行けるかもしれないと言ってあったので、早く決心するようにとの誘惑の電話でした。アメリカの友人達が私の訪問を心待ちにしていてくれるのは嬉しいのですが、今はまだ日本での来週と再来週の予定をどう乗り切るかで頭の中は一杯です。

支援者から以下のお便りが届きましたので、紹介しておきます。よく、便りがないのは元気な証拠と言いますが、市橋君もまだ外部に手紙を書こうとしないのは、元気に服役しているということでしょう。
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暑い毎日ですが、本山先生もお元気でお過ごしのようで嬉しく思います。
先日、市橋君が拘置中に描いたスケッチは弁護士先生が市橋君に全て返されたと知って、残念に思いました。随分前のブログで、市橋君が拘置中に描いたスケッチがあることを知り、とても興味をもっていました。彼がリンゼイさんにプレゼントしたスケッチとそこに書かれてあった文字は、テレビの画面を通じて見ただけで、目を奪うような透明感のある「作品」だったからです。芸術的ともいえる、センスの良い1枚のスケッチを見て、私はこの事件に興味をもち、会ったこともない市橋君の支援者になった、と言っても過言ではないほどです。
だから私は彼への手紙にも、スケッチについて触れました。でも、出版本と同じように、売られたり、彼の想いとは違う方に一人歩きしてしまう恐れがあったから、本人に返却されたのかもしれませんね。あの裁判に関しては、本当にことごとく悪意にとられ、市橋君のマイナス材料、マイナス印象にとられる気がしました。
ところで、私が住むマンションの隣室は独身男性がすんでいるのですが、一週間ほど前、男女が喧嘩してる物音が聞こえました。女性が大声を出してベランダからわめきながら物を投げ、壁に色々当たる音が聞こえ、悲鳴のような声も聞こえてきて、何か事件に発展しそうな勢いだったので、主人に様子を見に行ってもらいました。しばらくして主人は驚いて帰ってきました。「細い女性だけど、女の人って怒るとすごい力だねえ。僕が手を抑えようとしてもはねのけられて、こっちが吹っ飛ばされる感じだったよ。もう部屋の中はグチャグチャで、男性は手が付けられない、ともうあきらめて座り込んでたよ。女性がわめいてる内容は、{今日はグッチを買いに銀座に行くって約束してたじゃない!何なよ!}ってブチ切れてた」と。
翌日、男性は菓子折りを持って謝りにいらっしゃいましたが、気まずそうにしていたので、こちらも何も聞きませんでした。そして昨日、引っ越しのトラックが来て、隣の荷物を運び出していました。もう何も挨拶にいらっしゃいませんでした。男性としてカッコ悪かったでしょうから、こちらも顔を合わせないようにしました。
私は、すぐに市橋君のことを思い出しました。「このままリンゼイさんに嫌われたままで帰したくない」思いや「周りに気づかれるような騒ぎにしたくない」思いで、彼はあせっていたと思います。「殺意」などほど遠い状況だったと今でも信じます。
彼は外部の人との連絡も取らず、服役生活をしているのですね。今は、彼の健康を祈るばかりです。

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