2012年10月28日日曜日

(スリランカ訪問中の10月18日~21日の記事にさらに写真を追加しました。)

今日ははスリランカで撮った写真を整理して、ブログの記事に追加しました。昨日走れなかったので、雨の降りだす前に江戸川堤防に行って10Km をジョギングしてきました。
支援者の皆様からいただいたお便りに返事を差し上げるのが遅れていて、申し訳ありません。中国や、アメリカや、スリランカでお世話になった方々へのお礼の手紙もまだできていなくて失礼をしています。

1997年に日米科学協力事業として農薬に関するセミナーを私と一緒に企画実施した時のアメリカ側代表だったDr. Ron Kuhr が急死したとのメール連絡が届きました。身体障害者(小児麻痺)の30才くらいの息子さんがおられたので心配で、ご家族について問い合わせてみましたら、ご家族は奥様と息子2人、娘1人がおられるとのことでしたので安心しました。Dr. Kuhr はノースカロライナ州立大学で昆虫学科長もされ、カーバメイト系殺虫剤についてりっぱな本を書かれた研究者で、殺虫剤の研究者は誰でも知っている人でした。私とほとんど同年代だった筈ですが、今年は前立腺がんで車椅子生活をしているという情報だけで、会うことはできませんでした。急逝の原因は多分脳梗塞だろうとのことでした。一昨年、ノースカロライナを訪ねて一緒にランチを食べた時に、身体障害者の息子さんを連れて来られてお世話をしていた頃の元気な姿を思い出します。まだまだ仕事ができる状態だったのに、家族と一緒の時間を過ごしたいとおっしゃって職を辞して、息子さんのお世話をしておられたのに、ご自分が先に旅立ってしまいました。車椅子生活になってからは、奥様がしっかりお世話をしておられたとのことですので、亡くなるまでご家族との幸せな時間を過ごされたと想像しています。人の一生の充実感は、寿命の長短ではなく、どういう生き方をするかで決まるのだという思いが強くします。