2013年1月19日土曜日

昨日、東京農業大学で総合研究所研究会農薬部会の拡大部会・賀詞交換会があり、私は会長ですので新年の挨拶と講演をしました。集まって下さる多くの参加者のために有意義なよい講演をと思って、ずっと写真や資料を集めたり、構想を練ったりして準備をしてきましたが、講演は無事に終わり、参加者のコメントも大好評でしたので、集中して努力した甲斐がありました。「白砂青松の松原が消滅しつつあるのは何故か? ~魔女の噂に怯える行政~」という演題でした。1982年以来初めてお会いする方も来て下さり、昔を思い出して懐かしみました。今は一つの大仕事が済んだという心境です。
先週、房総半島南端の平砂浦の松くい虫の激害で壊滅した松原の視察に訪れた折に、壊滅した平砂浦の松原の状況に心を痛めておられた元産経新聞の記者の女性に偶然出会いました。地元にお住まいで、約60年前に平砂浦に松を植林した関係者をご存知でしたので、明日は樹木医と一緒にお訪ねして、関係者に当時の様子を伺ってくる予定です。