2013年3月10日日曜日

名古屋ウィメンズマラソンはアテネオリンピック優勝者の野口みずき選手が走るというので、テレビの前に釘付けになって見ました。木崎亮子選手が2時間23分台で優勝し、従来のベスト記録は2時間29分台のエチオピアの19才のディババ選手が自己ベストを6分くらい更新して2位、野口選手は2時間24分ちょっとで3位でした。8月の世界選手権(モスクワ)の日本代表選考会を兼ねていましたので、それぞれ相当なトレーニングを積んできたのでしょう。野口選手が代表の一人に選ばれるかどうかはわかりませんが、もう一度彼女が世界を舞台に走るところを見たいものです。

テレビを観終わってすぐ江戸川堤防に行って、今日も14Km を走ったり歩いたりしてきました。途中大きな松の木が見えたので堤防を下りて近づいて見たら、主水(もんど)新田の稲荷神社でした。境内にはいくつか記念碑が建っていましたが、不思議なことに稲荷神社でありながら神社本殿の入り口に木彫りの龍と狛犬が配置されていて、さらに境内には古い庚申(こうしん)塔も2つ立っていました。1つには元禄16年(1703年で5代徳川綱吉の時代)、もう1つは享保元年(1716年で8代徳川吉宗の時代)の文字がありましたので、特に何の宗教というよりも、この地域に昔から住んでいる人々が共同で守ってきた大切な場所なのかもしれません。稲荷神社の石の標識だけは真新しかったので、最近建てたもののようでした。

途中から南からの強風が吹いて、砂塵が空に舞い上がって竜巻のようになりました。ニュースではこういうのを煙霧が発生したと言っていました。お蔭で自宅に帰ってシャワーを浴びる時は、顔も頸筋(くびすじ)も汗に土が付着して真っ黒でした。