2013年5月20日月曜日

昨日はK氏の奥さんの実家での朝食の後、せっかくここまで来たのだから久留里(くるり)城を見てから木更津駅に行こうということになりました。途中、田植えをして間もない田の畔(あぜ)の草刈りをしているところや、上総(かずさ)堀りの仕掛けを展示しているところがありました。動力のなかった時代に人力だけで深い井戸が掘れる技術は有名で、この地方で発達したので上総堀りと呼ばれています。
久留里城のある城山(高台)も新緑が映え、好天にも恵まれて、心地よい薫風(くんぷう)にあたりながら眺める景色も最高でした。この辺りの人は、新緑でまだら模様のこの時期の山を「山が笑う」というのだそうです。草払い機は、「かっぱらい」というのだそうです。
城山には、市原市の高橋こむという方の詠(よ)んだ歌碑もありました。
普段都会に住んでいる人間にとっては、昔(約50年前)の空手部同期生との楽しい宴(うたげ)に加えて、新緑の景色に浸って心が洗われる思いでした。