2013年7月23日火曜日

明日と明後日は一泊二日で静岡県の三保の松原の松枯れ状況の調査に行く予定でしたが、あいにく天気予報では雨天になってしまいましたので、8月1日~2日に延期しました。

日本経済新聞社から電話があり、「ミツバチとネオニコチノイド」の問題について8月末の日曜日の科学欄に特集記事を掲載予定なので私のところにも取材に来たいとの申し込みでした。科学的に正確な情報を提供するよい機会ですので、8月6日に取材を受けることにしました。

田んぼの様子が気になってちょっと郊外にドライブしてみたら、濃緑色の稲から穂が出始めていました。稲の生長過程の穂孕み(ほばらみ)期というのでしょうが、この時期はカメムシ類が膨(ふく)らんだ穂に口針を刺し込んで吸汁しますので(そうすると収穫の時に斑点米という品質の悪いお米になる)、ヘリコプターを使って殺虫剤・殺菌剤を散布してカメムシ防除と紋枯れ病・イモチ病の同時防除をします。写真の田んぼも、7月24日と25日に農薬散布予定という看板が立っていました。