2013年8月29日木曜日

午前中は机に向かって仕事をして、昼休みに運動に出かけました。今日は以前から気になっていた竹ヶ花という地区の雷電神社に行ってみました。階段を上る小高い山の上にある小さい神社でした。
鳥居をくぐって、途中に巨大な木が立っていました。シイかスダジイか私には見分けがつきませんが、千葉大学園芸学部構内にあるスダジイというラベルのある木とそっくりなことと、落ちていたドングリの色や形もそっくりだったので、スダジイではないかと思います。他にも巨大なクスノキもあり、鳥居のすぐ裏には枯れて途中から伐採された巨大な木が残っていて虚(うろ)からは別の種類の木が生えていました。
石碑があったので裏を見たら、享保19年甲寅(きのえとら)と彫ってあったので、江戸中期の1734年に彫られたようです。享保17年(1932年)は有名な大飢饉が起こり、ネットで調べたら「洪水や蝗虫(ウンカ類のこと)の大発生で餓死者6125人」という記録が載っていました。当時は洪水や飢饉が頻発して人々が苦しんだので、それを静める願いで神社が建立されたのかもしれないと想像しました。
先日訪ねた金山神社もそうですが、周囲はすっかり開発されてビルや住宅になった中で、神社だけが地元の人々によって守られていて、昔の様子を伝えてくれます。
帰りは江戸川堤防に出て、結局ちょうど2時間の運動になりました。