2013年12月10日火曜日

支援者の皆様はお元気でしょうか。まだ本の原稿に追われていて、ブログの更新をする時間的余裕がありませんが、私自身は元気ですのでご心配なく。一昨日、市橋君の更生を支援する会をやって下さっているお二人の支援者からメールをいただきましたので、下記の返事を差し上げました。

私は明日は茨城県にある残留農薬研究所という所に行って、現在執筆中の原稿に関連して、実験動物を使って吸入毒性試験をする装置を見学させてもらう予定です。多分、車で片道1時間半くらいの距離の筈です。

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2013.12.8
〇〇〇〇様
〇〇〇〇様
久し振りのメールをありがとうございました。このところ本の原稿に追われていて毎日時間的にも気持ちの上でもゆとりがなくて、ブログで書きたいことはたくさんあるのですが、長い間更新できずにいます。-----。今度こそはと思って来年1月26日(日)の館山若潮マラソンにせっかくエントリーしたのに、このところ走り込みができなくて焦っています。まだあきらめるのは早過ぎますが、この分だとまた棄権せざるを得なくなるかもと不安がよぎって弱気になる時があります。本の原稿は一冊の方は90%くらいできましたので、あと1~2日で完成する筈です。
昨日は千葉大学本部(西千葉キャンパス)で名誉教授の会というのがあって、医学部、工学部、園芸学部、理学部、法経学部、教育学部、・・など全学部出身の名誉教授が集まり、学長をはじめ学部長たちと懇談会と懇親会をしました。市橋君の事件が起こった時の園芸学部長(現在は定年退職)も出席していました。-----。私が、30年後に市橋君が仮出所する時には多分両親もいなくなって生活にも困るだろうから、支援者が振り込んでくれた支援金の残り約130万円を私より若い複数の支援者に託して、市橋君に渡してもらうことになっているという話をしたので、----。金額よりも、支援者がそこまで彼のことを考えてくれたという気持が市橋君にとって何よりも支えになる筈だからと、言って----。市橋君と同じ学科で個人的にも市橋君を知っている現職教授(現在は園芸学部選出の評議員)は、学生時代の市橋君をきちんと指導できなかった大学・教員にも責任があると言っていました。沖縄にまで行って3年もの間逃走生活ができたくらいだから、市橋君は本来意思が強くて、体力もあって、優秀な若者だった筈なのに、とも言っていました。久し振りに園芸学部の現・元教授の間で市橋君のことが話題になりましたので、もう時計の針を元に戻すことはできないけど、30年間真面目に服役して、63才で仮出所できれば、それから後の人生をしっかりやり直してもらいたいと私も支援者も思っているのだと言って----。
東京に行く時は松戸から上野まで常磐線に乗るか、松戸から地下鉄千代田線に乗りますが、綾瀬駅を過ぎるといつも窓の外の市橋君が収容されていた拘置所を眺めて、市橋君に面会に行った時のことを思い出します。寒い季節になりましたが、市橋君からまだ私に会いたいという連絡がないということは、元気で服役しているのでしょう。支援者の名簿と、彼が手元に置きたいと言った空手の本だけは彼に渡してあります。
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本山直樹
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