2013年12月19日木曜日

明治大学で開講される(一般財団法人)化学物質研究機構の寄付講座「安全文化論-食の安全・安心をもとめて-」の2014年度のスケジュールが以下のように決まったと、コーディネーターの北野 大先生から連絡が届きました。私も第3回と4回を担当する予定です。最終回後には講師と受講生との懇親会も計画されていて、公開講座ですので学生だけでなくいろいろな社会人とお会いできるのは楽しみです。

講義日程: 隔週、土曜日の13時から16時10分まで、2回分づつ実施(途中10分休憩)
講義場所: 明治大学駿河台キャンパス
開講の目的
20世紀、私たちは安全を求めてきました。21世紀は安全と安心の世紀にすることが大切です。この講座では、まず我が国及び世界の国の安全文化の差について学んだあと、食の安全として農薬、食品添加物、放射性物質さらには遺伝子組み換え作物の安全性について、どのように安全性を評価し、安全性を確保しようとしているのか科学的側面、法律的側面から学びます。また食の摂取時間と栄養価,食品に含まれる天然有機化合物の機能についても学びます。これらの講義のあと安全と安心の架け橋であるリスクコミュニケーションについて、ロールプレイングを交えながら学ぶことにします。
講義日程、講義題名、担当者、所属
第1、2回 (4月26日)我が国の安全文化 向殿政男(明治大学名誉教授)
第3、4回 (5月17日) 農薬の安全確保対策 本山 直樹(千葉大学名誉教授)
第5、6回 (5月31日) 食・栄養と体内時計の相互作用 柴田重信(早稲田大学、先進理工学 電気・情報生命工学科教授
第7,8回 (6月14日)食品添加物の安全確保対策 堀江正一(大妻女子大学教授)
第9,10回 (6月28日) 放射線安全の考え方 神田玲子(放射線医学総合研究所)
第11,12回 (7月12日) 遺伝子組み換え作物の安全性 田部井豊(農業生物資源
研究所
第13,14回 (7月26日) 食品に含まれる天然有機化合物の機能解析 清水 功雄 (早稲田大学 先進理工学部 応用化学科教授) 
第15,16回 (8月2日) 食品のリスクコミュニケーション 北野 大(明治大学・淑徳大学)
 
義理の息子は今日も東京に出かけてテレビ局の人たちと会って、夜8時過ぎに帰宅しましたが、来年ブラジルで開催されるワールドカップサッカーの映像を人工衛星を使って日本に送る仕事の受注を確保できたようです。常に前向きの姿勢で、(義理の)親バカかもしれませんが、たいしたものです。