2014年1月27日月曜日

今週30日(木)の講演のスライドを準備しました。講演時間は2時間とのことですので、「農薬に関する最近の話題」という演題にして、少し欲張って、1.冷凍食品の殺虫剤混入事件 2.低毒性殺虫剤散布による大規模中毒事故発生事件の原因と教訓 3.ネオニコチノイド剤とミツバチ問題 という3つの話題について話すことにしました。配布資料の印刷ができるように、スライドを宅ファイル便で担当者に発送しましたので、一仕事片付いた心境です。
これで明日からは次の仕事に移れます。

NHK総合テレビの時論公論という10分間の番組で、先日お会いした合瀬(おおせ)宏毅解説主幹がアクアフーズ社の冷凍食品にマラチオンが混入された問題について解説しましたが、短い時間に実によくまとめられていて感心しました。事件全体を総括し、アメリカでの食品テロを防ぐ取り組みに言及しながら問題点を指摘していて、さすがでした。これだけの解説をするのには、正確な情報を収集し、必要な画像を集めて編集し、新たなフリップも作成し、推敲を重ねて話の流れを構成し、秒単位で時間の配分もした筈です。
解説委員には、こういう作業をアシストしてくれるスタッフが付いているのか知りたくなりました。今度誰かに訊いてみようと思います。