2014年6月10日火曜日

午後2時半からホテルラングウッド日暮里というところで一般社団法人日本植物防疫協会の総会と懇親会があり、私も正会員の一人なので参加してきました。殺虫剤と殺菌剤について、農薬登録に必要な薬効・薬害試験・作物残留試験・土壌残留試験などを農薬メーカーから受注したり、シンポジウムや研修会を開催したり、植物防疫関係の出版事業などをやっている法人です。国(農水省や環境省)からの調査事業の受託もやっていて、その中の一つは「防護装備の見直しに向けた散布作業者曝露に関する調査」で、最も高濃度の農薬に曝露する可能性があるのは散布作業者自身(農家)ですから、そのリスクを減らすための調査は重要な課題です。
収支決算を見ると、平成25年度の試験研究の受託課題数は3,308課題、件数は8,041件で、平成26年3月31日現在の資産合計は51億円ですから、協会の活動や経営は盤石という印象を受けました。

懇親会ではいろいろな立場で植物保護に関わっている方々が参加されていましたので、久し振りにお会いする方もいて楽しいひと時を過ごしました。