その次は、26日(土)の東京での市民キャビネット主催のフォーラム[農薬から農業と環境を考える」での講演ですから、その準備として時間のある中にと思って今日は水田の写真を撮ってきました。この辺りでは5月の連休の頃に田植えをし、農薬は田植え前の育苗箱に殺虫剤(と殺菌剤を加える場合も)を1回、田植え2~3週間後に除草剤を1回振る(粒剤の場合が多いので散布というよりも振ると言う)のが普通ですが、それだけでこの写真のように稲は見事に生育しています。
まだ水が残っていましたので、田んぼの中や周辺には蛙(カエル)もオタマジャクシもその他の生物もたくさんいました。無理をして無農薬栽培をしなくても、農薬を普通に(必要最小限)使った水田周辺には水さえあれば様々な生物が元気に動き回っています。今でもまだ農薬は環境に悪影響を及ぼしていると観念的に主張する人たちには、現場に出てこういう実態を見てほしいものです。