2014年7月4日金曜日

天気予報では大雨ということで心配していたのですが、幸い松戸駅改札口での待ち合わせ時間の10時41分までには雨があがったのは幸運でした。「市橋達也君の更生を支援する会」の幹事3人と駅から歩いて戸定ケ丘歴史公園に行き、徳川昭武公の別邸だった戸定邸とよく管理された見事な庭園を見学しました。
それから、すぐ横に位置する千葉大学園芸学部に行って、市橋君が学生時代に過ごした庭園学研究室のあるA棟の前で写真を撮ったり、学内を見てから、生協2階の食堂でコーヒーを飲みました。ちょうど昼食時間だったので、部屋は間もなく学生たちで一杯になりました。これも、せっかく遠路を松戸まで来て下さった幹事の方々に、市橋君が学生時代を過ごした場所の雰囲気を見ていただくと言う意味ではよかったと思います。
それから、よく行くファミリーレストランに車で移動して昼食を食べながら、いろいろお話をしました。ゆうちょ銀行の通帳を持参されたので、支援金がきちんと管理されていることを4人であらためて確認しました。
これからも命のある限り、あるいは市橋君が罪を償って出所できる日が来るまで、1年に1回はこうして4人で顔を合わせましょうということになりました。

こういう出会いに恵まれたのも、「市橋達也君の適正な裁判を支援する会」を支持して支援金を送って下さった全国の多くの支援者のお蔭です。時間の経過とともに事件は風化し、社会からは忘れられていきますが、支援者の皆様から寄せられた大切な支援金の残りは「市橋達也君の更生を支援する会」の幹事4人で保管し、市橋君が出所する日を待って手渡すつもりです。
多分、私自身は年齢的にその日まで生きてはいられませんが、残りの幹事3人がその意思を継いで下さる筈です。