2015年5月27日水曜日

新潟県の当間高原リゾート施設の水路に発生する吸血性ブユの幼虫対策として、衛生害虫防除の専門家から私の知らなかった情報提供がありました。幼虫対策剤のピリプロキシフェンは元々昆虫体内で脱皮変態が起こる時に発現する幼若ホルモンと類似の作用をする物質ですから、いわゆる殺虫剤とは違いますが、ブユ以外の水生昆虫にも影響する可能性があります。それに対して、ブユを含めたハエ類に特異的に高い活性を示すBT菌(Bacillus thuringiensis israelensis)が製剤化されて、市販されているということがわかりました。ネットで調べてみたら、BT菌だけを含む製剤も、BT菌とピリプロキシフェンの両方を含む混合剤も、ピリプロキシフェンだけを含む製剤もありました。BT菌はおそらくホタルの幼虫にはほとんど影響しないのではと想像されますが、今から水槽内や野外での試験事例がないか情報収集した上で、現地試験に使えないか考えてみようと思っています。

まだ昨日、一昨日の旅行の疲れが少し残っていましたので、今日は軽く1時間ほどウォーキングして運動してきました。
昨日朝どりのアスパラガスと、自生していたタラの芽とワラビをおみやげにもらってきましたが、妻が早速アスパラガスとタラの芽を料理してくれました。ワラビはあく抜きするのに灰がないので、重曹を使ってみましたが強い苦みが残ったままでうまくいかなかったようです。