2015年10月10日土曜日

いつものように朝6時にシャワーを浴びてひげを剃ってから、朝食を食べました。今日はめずらしく果物はリンゴだけでオレンジはありませんでした。外は小雨が降っていましたが、ジャンバーを着て野球帽をかぶってSymphony Lake に行ってみたら、インド人のお祭りでプロの歌手が来て歌うらしく、遊歩道の一部の区間のゲートが "Gates are locked on day of event" (催しがある日はこの門は閉まります)の掲示があって閉まっていましたので、大回りをして1周ウォーキングをしてきました。

昨日からサウスカロライナ州に行ってるマージーさんから携帯に、お見舞いに行った病気療養中のいとこが亡くなったという知らせが届き、日曜日に帰るとのことでした。
了解した旨の返信をし、ついでに仕事がはかどっている(誰にもわずらわされないのでという意味を込めて)ことと、(世話をしてくれてありがとうの意味を込めて)"I miss you."(いなくて寂しいよ)と打ったら、"Thank you for that."という返信がすぐ届きました。マージーさんの携帯は国際通話の設定がしてないらしく、私が日本から持ってきた携帯はこちらで使う時は国際電話扱いですから、音声での電話はかけられないのでテキストでメッセージを送ってきます。

集中して机に向かったので、2番目の原稿が80%ぐらいできました。明日の午前中がんばれば、何とか完成できそうです。この原稿も締め切りを大幅に過ぎて迷惑をかけていますので、一日も早く日本に送る必要があります。

外は雨でしたので、モーテルの部屋で空手着に着替えて30分ぐらい基本の突きや蹴りや受けの稽古をして汗びっしょりになり、シャワーを浴びて待っていたら午後3時に約束通りフランク君が車で迎えに来てくれました。ビル君も誘ったのですが、体調が悪いと言って来ないことになりました。ビル君は昨年会った時に比べて体重が半分ぐらいに減ったそうですので、どこか悪いのかもしれません。心配ですので、近いうちに訪ねてみようと思っています。
フランク君の家はローリー市の隣のガーナー市にあり、広い庭に白いペンキを塗った木造の家です。車庫が2台分あり、サンデッキもあります。家の中のリビングルームは広く、きれいに飾りつけがしてありました。キッチンもよくできていて、奥さんのジョアンさんはウォーカーと車椅子生活ですので、フランク君が今日のディナーを料理してくれました。大きな器にローストビーフを入れ、その上にニンジン、ジャガイモ、タマネギが入っていました。別のポットには緑色のインゲンみたいな莢付きの豆が入って茹ででいました。デザートのアップルパイもあって食後にアイスクリームを載せて食べましたが、フランク君がこれも自分で作ったと嘘をいいましたが、すぐ訂正してできたものを買ってオブンで温めただけと白状しました。
テーブルでは私をヘッドテーブル(アメリカでも一番上の人が座る席)に座らせ、食べる前にフランク君がジョアンさんと私の手を握って感謝のお祈りを言ってから食べ始めました。

あんまり家の中がきれいになっているので、私が日本式に玄関で靴を脱いで裸足になってこの方が我が家の感じがして落ち着くからと言ったら、我が家のように感じてくれてありがとうと言われました。
帰りも道に迷わないようにと、モーテルまで車で送ってきてくれました。フランク君は現在68才ですが、彼が大学生だった1969年以来の46年間の付き合いです。