2015年10月9日金曜日

今朝は2時に目が覚めてしまったので、1時間だけ仕事をしてまた5時まで寝ました。いつもより早く1階の朝食コーナーで食事をし、まだ暗いうちにSymphony Lake に行き、2周ウォーキングをしてきました。昼休みにもモーテルの部屋で空手着に着替えて30分ぐらい基本の突きや蹴りの稽古をした後でまたSymphony Lake を1周してきました。だんだん体調がよくなってきた気がします。
朝は早かったので三日月と多分明けの明星(金星)と思われる明るい星が見えました。今日も南方に向かって飛んでいく渡り鳥の群れがいました。

一昨日約束した通り、午後3時に故W.C. Dauterman 先生の奥さんと長男のウォルターJr. 君が宿泊しているモーテルに行き、2台の車でお墓参りに行きました。ウォルターJr. 君の配慮で、奥さんは私と話ができるようにと私の車に乗りました。奥さんはウォーカーを使っても歩くのが困難になっていますので、墓地の芝生の斜面を上るのは大変で、私がウォーカーを引っ張りながらゆっくり上ってDauterman先生のお墓まで行きました。私は、1969年に初めてこちらに来た時に先生の家に泊めてもらった時の写真やその後の写真をプリントして持って行って、日本(私)とオレゴン州(奥さん)とカリフォルニア州(ウォルターJr. 君)から来ましたと話しかけました。ウォルターJr. 君は、"I love you dad, wherever you are."(お父さん愛しているよ、お父さんがどこにいようとも)と話しかけていました。奥さんはウォーカーから立ち上がったり、前かがみになることができないので、ウォルターJr. 君の手の平にキスをして、その手で墓標を触ってくれと頼んでいました。二人とも遠くにいるのでなかなかお墓参りにはこれないようでしたので、私が1年に1回ノースカロライナ州に来る時は必ず寄ってお花を供えているからと言ってあげました。
先生が1995年に63才で亡くなってからちょうど20年になりますが、人は亡くなっても生きている人の心の中ではいつまでも生きているのだと思いました。

お墓参りの帰りに、昔住んでいた家に私だけ寄ってみました。1978年に日本に帰国してから37年も経ったのですから木々が大きく育って、庭もあんまり手入れされていないような感じでしたが、私たちの家族が日本に引きあげるまでこの家に何年間も住んでまだ小さかった子供たちを育てたところですので、懐かしさがあります。帰国したら写真を妻に見せるつもりです。

バイエルクロップサイエンス社のBee Care Center に勤務している空手の弟子のマージーさんの娘のサラさんから、アメリカの飼養ミツバチコロニー数の年次変動のグラフが送ってきましたが、反農薬・反ネオニコチノイド活動家たちが主張しているように激減はしていませんでした。このグラフの統計は誰が調査したものか確かめるつもりですが、CCD(蜂群崩壊症候群)については政治的な主張と科学的な事実を見極めることが重要だと思っています。