2015年10月12日月曜日

朝食後すぐSymphony Lake に行って1周してきました。夜明け前で水面から朝もやが立ち昇っていて、幻想的な景色でした。日本だと河童がでてきそうな雰囲気です。アオサギのことを米語ではCraneというのだそうですが,毎朝出会うので私の顔を覚えたのか、逃げませんでした。
いつも珍しい茸が生えているのに気が付きます。
モーテルに帰ったら街路灯のてっぺんで澄んだ可愛らしい声でさえずっている小鳥がいましたので、すぐカメラを向けてシャッターを押しました。

午前中に日本から持ってきた宿題の原稿の2番目(本の1章)ができあがり、首を長くして待っている筈の編集担当者にメールに添付して送りました。これで肩の荷がずっと軽くなりました。残りのもう1件は少し後回しにして、明日からは11月の日本でのシンポジウムとアセアン3ケ国でのワークショップの準備を始めなければなりません。
アメリカでミツバチがCCD(蜂群崩壊症候群)によって激減しているかどうかについて、養蜂をやっている生物学者のRandy Oliver という人からメールが届き、彼が書いた資料が添付されていました。
http://scientificbeekeeping.com/a-review-of-dr-lus-paper-on-neonics-in-massachusetts/
まだ全部は読み終わってはいませんが、これを見るとどうも日本で報道されているネオニコチノイド剤によるミツバチ影響問題の騒動はちょっと怪しくなってきました。こちらにいる間にさらに情報を収集してみるつもりです。

原稿を日本に送ったので思いっきり体を動かしたくなって、昼休みにLake Johnson にウォーキングに行きました。いつもはダムのある下流の半周の遊歩道を1周(3マイル=約5km)するのですが、今日はその後まだ元気が溢れていましたので、上流の半周もしてきました。下流が約1時間、上流は約1時間40分かかりました。秋ですから広葉樹はこれから落葉していくのでしょうが、中には葉が鮮やかな黄緑色でまるで新緑のような感じの木がありました。
森の中には多分ハリケーンの時の強風で倒れたのでしょうが、倒れた大木が何本も横たわっています。中には松の大木が1本ありました。この辺りでは一番幹が太い感じがしましたので、今度巻尺を持って行って、胸高直径と樹高を測ってみようと思います。
上流の半周は遊歩道が舗装されていなくて、平らなところもありますが、こぶし大の石がごろごろしていたり、木の根っこが張っていたり、上り下りのかなりの急傾斜もあって、いいトレーニングになります。片足の膝から下に義足を付けている男性が杖を片手にウォーキングをしていました。
赤い鳥(多分、州鳥のカージナルではないかと思いますが)がいましたが、なかなか全身をはっきり見ることができません。

夕方はマージーさんが来てくれて冷蔵庫の中にあるものを使って夕食を作ってくれました。
インディアナ州から自分で車を運転して私に会いに来る途中で行方不明なって警察に捜索願を出していたダン君は、結局ケンタッキー州のフランクフルトFrankfurtまで来てレストランで食事後駐車場の車のところに戻ろうとして突然意識不明で倒れて救急車で病院に運ばれたとのことでした。血圧の薬を飲んでいて、急に立ち上がったりすると血圧が下がり過ぎて倒れることがあるようです。その後、警察にDUI(Driving Under Infuluence 麻薬やお酒で酔った状態での運転)とみなされて留置場に入れられていたそうです。その後インディアナ州から親戚が迎えに来て、今は家に戻っているそうです。車は警察に差し押さえられているので、いずれ取りにいくとともに、裁判所にも出頭しなければならないようです。さっき電話で話しましたが、今年はもうノースカロライナ州にこないようにと言いました。