2015年10月13日火曜日

今朝もSymphony Lake の朝焼けが見たくて、朝食後半ズボンとTシャツに着替えて、長い運動用のタオルを首に巻いて2周ウォーキングをしてきました。見事な朝焼けで、太陽が昇るにつれて雲の色がだんだん変わっていくのが見られました。いろいろな野鳥のさえずりも聞こえますので、簡単なデジタルの録音機(ICコーダー)を買ってきて録音してみたいと思いました。

約束通りマージーさんが11時頃モーテルに来てくれて、一緒にResearch Triangle Park のBayer Crop Science 社のBee Care Center に行きました。マージーさんの娘のサラさんの紹介でネオニコチノイド剤の登録や政治的・社会的問題に詳しい Iain(スコットランドの名前で、イーエンと発音するそうです) D. Kelly 博士の都合がつくのが今日の午後1時からだけしかないとのことでしたので、それに合わせてちょっと早めに行ってカフェテリアで昼食をご馳走になりました。
アメリカにおける飼養ミツバチコロニー数に関する信頼できる情報としては、USDA(アメリカ農務省)の調査結果があるそうですが、メールで以下の情報も送ってくれました。
https://beeinformed.org/ この中に、2014-2015年のコロニー消失数の予備調査の結果のグラフがでています。https://beeinformed.org/2015/05/colony-loss-2014-2015-preliminary-results/
他にもいろいろ資料をもらいましたので、ゆっくり検討しようと思っています。
Kelly 博士とのディスカッションは大変有意義で、アメリカのミツバチの事情やネオニコチノイド剤の事情がだんだんわかってきました。
Bee Care Center の庭には昨年来た時よりもハチが好む植物がさらに植えてあり、ミツバチ以外のハチも花から花へと飛び回っていました。研究者が捕獲して標本を作っていましたが、昨年は30数種類だったのが、今年は50数種類になりそうだとのことでした。

夕方はLake Johnson に運動に出かけ、下流のダムのある方を1周ウォーキングしました。ダムを覗いたら小鳥が3羽水浴びをしていました。写真をマージーさんに見せたら、多分Eastern Bluebird(ルリツグミ)だろうとのことでした。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%AA%E3%83%84%E3%82%B0%E3%83%9F ダムの下はどうなっているかと思って斜面を降りてみたら、小さな流れがウォルナットクリークという小さな川に流入していました。ウォルナットクリーク沿いのTrail(小道)を途中までウォーキングして引き返してきましたが、巨大な松の木が何本も立っていました。倒木もありましたので、今度巻尺を持ってきて直径と樹高を測定してみるつもりです。
結局1時間40分くらい歩いてモーテルに帰ってきたら、マージーさんが再びきて冷蔵庫にある残りの食材で夕飯を作ってくれました。

明日は、この間見つけたTryon Rd 沿いの松枯れのところに行って、ドリルで穴を開けて材片を採取してくるつもりです。当年枝・1年枝に日本でみられるようなカミキリムシによる後食痕はありませんでしたので、もしDNA診断でマツノザイセンチュウ陽性という結果がでれば、日本とは違った感染経路があるということになるかもしれません。

先週の土曜にはこちらに来て初めての洗濯をしましたが、今日はBee Care Center から帰ってきてしばらくモーテルの部屋で仕事をしていたら、若い白人の女性(普通は黒人の女性かスペイン語を話す女性の場合が多いので珍しい)が入ってきて、ベッドのシーツや枕のカバーを取り換えてくれたり、台所のフキンを取り換えたりゴミを持ち出してくれたり、洗面所・シャワー室の掃除をしてタオルを交換したり、床のカーペットに電気掃除機をかけてくれたり、週に1回の契約の掃除をしてくれました。あまり気にならない私にとっては、週に1回の掃除で十分です。