2016年3月23日水曜日

今日は千葉大学の卒業式で、園芸学部の学生は千葉市で行われる千葉大学主催の卒業式に参加した後、チャーターしたバスで松戸キャンパスに帰ってきて、学部主催の卒業生・修了生を送る会に参加します。名誉教授には招待状が届きますので、私は可能な限り参列することにしています。園芸学部出身の名誉教授はたくさんいる筈ですが、例年通り今年も参列したのは同窓会長を含めて4人だけでした。老齢で健康が許さない人や、退職後遠方にお住まいで簡単に上京できない人もおられるのでしょう。

前学部長が任期途中で舌癌が発症し治療の甲斐なく亡くなって、新たに就任した現在の学部長にとっては初めての卒業式での挨拶でしたので緊張した面持ちでした。このところほとんど毎年のことですが、成績優秀で学部長表彰された各学科・別科の代表は全員女子学生でした。学長表彰されて答辞を読んだのだけは男子学生でした。後援会長(父兄代表)として挨拶をされたのは卒業生のお母さんでしたが、息子や娘たちの卒業を祝うとともに、親の自分たちがむしろ子供たちの成長を見ることで幸せをもらったと感謝の気持ちを述べられました。本当にその通りだと思いました。
毎年繰り返される光景ですが、晴れ晴れとした若者たちの姿を見るのは楽しみですし、彼らの前途をがんばれと応援したくなります。