2016年12月28日水曜日

テレビニュースで、約2年前に起こった東京女子医科大学での医療事故で2才児が無くなった事件について取り上げていました。何故今頃と思ってネットで検索してどういう事故だったのか調べてみました。
○ http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161228-00000062-san-soci
○ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20161228/k10010823101000.html
○ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E5%A5%B3%E5%AD%90%E5%8C%BB%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E4%BB%B6
○ https://matome.naver.jp/odai/2142432294993199101

2014年2月に頸部リンパ管腫摘出手術を受けた2才男児が、大人の限界量の2.7倍の沈静薬プロポフォールPropofol(2,6-Diisopropylphenol)を点滴投与され、手術3日後の2月21日に急性循環不全で亡くなったことに対して、児童の両親が手術の執刀医と主治医の2人に対して1億5,000万円の賠償を求める訴えを起したとのことです。
プロポフォールという薬は中枢神経抑制作用を利用して全身麻酔の導入・維持に使用されるが、メーカー添付文書では、集中治療中の小児への投与は禁忌と明記されているとのこと。
GABAA受容体に結合するとのことですので、作用機構的には殺虫剤のプリンス(有効成分フィプロニル)などと類似しているのかもしれません。
○ http://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00060977
○ https://nurse-like.com/propofol/

何故そのような薬を投与したのか、麻酔は外科の執刀医ではなく麻酔科医の専門ですから当然その指導の下に投与されたのではと想像しますが、何故賠償の訴えの対象に東京女子医科大学の麻酔科医の責任が追及されていないのか、不思議な感じがしました。さらに、2年以上も前に起こった医療事故にもかかわらず、何故今になっても両親が納得できるような事実解明や説明がされていないのか、その背景には大学病院の責任逃れの隠ぺい体質が関わっているのか・・、裁判の進行を注目していきたいと思います。

今日も時間のゆとりがなかったので、道場で空手の稽古と筋力トレーニングを1時間だけしました。突きも蹴りもだいぶ切れがでてきましたが、まだまだです。
園芸学部の体育館の近くにモミジとは異なる不思議な形の落葉が落ちているので、どの木の落葉かと思って探してみましたら、アメリカスズカケノキという木の葉でした。日本のスズカケノキとは葉の切れ込みの深さが微妙に異なるということのようです。

妻は時々電車に乗って三郷(みさと)という駅のコストコというアメリカの大きな食料品店に行って、コーヒーの豆や私の好きなベーグルやナッツなどを買ってきます。3種類のミックスナッツ(クルミ、カシューナッツ、アーモンド)の袋を見たら、アメリカ農務省(USDA)のオーガニックの認証票と日本の有機JASの認証票の両方が印刷されていました。
オーガニックや有機だからといって(特に、ナッツのように食べる部分は殻の中に入っている実ですから農薬を散布しても直接付着残留することはありませんので)私は特別ありがたいとも健康によりいいとも思いませんが、袋にこういう認証票が印刷されているということは、オーガニックや有機はより健康にいいと信じている消費者が選んでくれて商品の差別化に役に立つということなのでしょう。