2017年5月4日木曜日

5月4日は新しいみどりの日で祭日ですし、快晴でしたので昼から運動に出かけ、4時間20分のんびりウォーキングをしてきました。江戸川に行く途中の小山(こやま)の民家の庭では、ツツジ、マツバボタン、ノイバラの花が満開でした。時々門の前で野菜を直売している顔見知りの農家の奥さんから声をかけられ、今年早稲田大学に入学した孫に、一口10万円の寄付金を二口以上払ってほしいという通知が届いたけど、これはどうしても払わなければならないものなのか、それとも払わなくてもいいものなのかという質問でした。以前もう一人の孫が明治大学に入学した時は同じような寄付の通知が届いたけど、その時は払わずにほっておいたということでした。通知をよくみないとわかりませんが、寄付は授業料などと違って任意の筈ですから、経済的に厳しければ払わなくてもいいのではないですかと答えておきました。どこの大学も(特に私立大学は)経営は厳しいので、教員の給料や研究費、学生の教育環境整備で寄付に頼らざるを得ないのでしょうが・・。農家の庭には、ペチュニア、黄色と白のモッコウバラ、ジャーマンアイリスの花が咲いていました。









今日は葛飾橋を渡って東京湾に向かって右岸の堤防をウォーキングしました。金町側の堤防で不要になった樋管の撤去工事をしていたところで、撤去が済んで堤防を復元する工事が行われていました。
金町浄水場の横には江戸川の中に取水塔が2つ立っていますが、その橋の下の河川敷では日陰になって少し涼しいのか、セイヨウタンポポが今頃満開でした。
その近くでは釣りをしていた人が大物を釣り上げたので寄ってみたら、チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)でした。




 








 
柴又の帝釈天に寄って瑞龍(ずいりゅう)松と呼ばれるクロマツの雄花と新梢の状態を見てきました。樹齢約500年と言われると書いてありましたが、それにしては幹が少し細いような気がしました。2017年から寺が創建された1679年を引くと388年ですから、創建時にはすでに樹齢112年のクロマツだったということになるのでしょうか・・。









帝釈天の境内には忘我亭という休憩所があり、日本財団フォトグラファー富岡夏子氏の写真展「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」(入場無料)をやっていましたので、私も入ってみました。ハンセン病は昔はらい病と呼ばれて不治の病で伝染すると思われていて患者は悲惨な隔離生活をさせられていましたが、今はらい菌Mycobacterium leparaeが起こす感染力が弱い病気で、治療法が確立されています。
http://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/leprosy/about/
今でも世界各地で患者が発生し、日本財団が支援活動をしているのは素晴らしいことです。展示されている写真の、無知の時代に偏見と差別を受けて家族から強制的に隔離されて生活し、亡くなっていった悲惨な歴史の説明を見ながら、胸が詰まりました。












 
柴又公園の矢切の渡しの舟着き場には大勢の乗舟希望の人が列を作って順番待ちをしていました。子供も含めて20人ちょっとが乗っていました。浮き輪はいくつか用意してありましたが、ライフジャケット(救命胴衣)は着けていませんでした。乗舟時間が短いのでこれでよいという判断でしょうが、万が一川の真ん中で転覆したらと想像してゾッとしました。




帰路は国道6号が通っている新葛飾橋を渡って、松戸側の堤防をウォーキングしました。江戸川ラインゴルフ松戸コースの近くの川岸には漁師のボートが係留してありました。先日タヌキに出会った上葛飾橋の手前に係留してあったボートとは違うボートでしたので、この辺りの江戸川には複数の漁師が存在して漁をしているようです。




江戸川堤防を下りて、坂川沿いの松戸神社に寄ってアカマツの状態を観察してきました。雄花がたくさん発生していて、新梢も伸びていて勢いがありました。