今日は葛飾橋を渡って東京湾に向かって右岸の堤防をウォーキングしました。金町側の堤防で不要になった樋管の撤去工事をしていたところで、撤去が済んで堤防を復元する工事が行われていました。
金町浄水場の横には江戸川の中に取水塔が2つ立っていますが、その橋の下の河川敷では日陰になって少し涼しいのか、セイヨウタンポポが今頃満開でした。
その近くでは釣りをしていた人が大物を釣り上げたので寄ってみたら、チャネルキャットフィッシュ(アメリカナマズ)でした。
帝釈天の境内には忘我亭という休憩所があり、日本財団フォトグラファー富岡夏子氏の写真展「ハンセン病を考えることは、人間を考えること。」(入場無料)をやっていましたので、私も入ってみました。ハンセン病は昔はらい病と呼ばれて不治の病で伝染すると思われていて患者は悲惨な隔離生活をさせられていましたが、今はらい菌Mycobacterium leparaeが起こす感染力が弱い病気で、治療法が確立されています。
http://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/leprosy/about/
今でも世界各地で患者が発生し、日本財団が支援活動をしているのは素晴らしいことです。展示されている写真の、無知の時代に偏見と差別を受けて家族から強制的に隔離されて生活し、亡くなっていった悲惨な歴史の説明を見ながら、胸が詰まりました。
帰路は国道6号が通っている新葛飾橋を渡って、松戸側の堤防をウォーキングしました。江戸川ラインゴルフ松戸コースの近くの川岸には漁師のボートが係留してありました。先日タヌキに出会った上葛飾橋の手前に係留してあったボートとは違うボートでしたので、この辺りの江戸川には複数の漁師が存在して漁をしているようです。
江戸川堤防を下りて、坂川沿いの松戸神社に寄ってアカマツの状態を観察してきました。雄花がたくさん発生していて、新梢も伸びていて勢いがありました。