新宿発-飯田往きの高速バスは朝早い便は満席で、結局11:05発しか切符がとれませんでしたので、これに乗り、中央自動車道を走って松川ICには14:49着でした。
水野農園は松川ICのすぐ隣で、背面は中央アルプス、前面は南アルプスを望む景色のいい高台にあります。千葉大学時代の私の研究室の卒業生の水野君はもう40才代前半の筈ですが、収穫した早生品種のりんごを箱詰めして、近くにあるクロネコヤマトの配送所からクール宅急便で発送してくれました。
水野農園にはりんご園と梨園があり、いずれもすでに果実が大きく生育していました。早生りんごのつがるは、今から葉を除去して果実に太陽が当たるようにして赤い色になるように色づけしてから収穫・出荷するのだそうです。
私が農薬散布風景を写真に撮りたいと言ったら、SS(スピードスプレヤー)に水を入れて模擬散布をしてくれました。運転席は外に出ているので、作業者は噴霧した薬液の霧の中に座っていて暴露することになりますので、水野君は頭からすっぽり被る完全防護のヘルメットを着用していました。
水野家では母屋の前には庭園があり、その他にも庭にはきれいな花がたくさん咲いていました。
松川発-新宿往きの高速バスはどの時間の便も満席で切符がとれませんでしたので、水野君が車で、18:01発の臨時特急に間に合うように茅野駅まで送ってくれました。お蔭で松戸には夜の9時過ぎには戻れました。