2017年9月16日土曜日

神戸市の再度(ふたたび)公園で松枯れ防除実践講座の実習が行われた時に、参加者の一人がマツの根株付近からクロカミキリ成虫を1頭見つけて持ってきてくれました。もう1頭よく似た甲虫がアカマツの幹の樹皮の上にいるのを見つけて写真を撮りましたが、どうもクロカミキリとは少し違う(触角と鞘翅の縦筋の数と巾)気がしましたので、成田市の甚兵衛の森でクロカミキリの発生や生態を詳しく観察している樹木医の吉岡賢人氏に写真を送ってみてもらったところ、ネットで調べてオオコクヌストの可能性が高いと知らせてくれました。
http://www9.plala.or.jp/Tengyu/enemy/ookokunusuto.html
http://insectk.web.fc2.com/im0a1/im0a4/okokunustby08101.html
http://mushinavi.com/navi-insect/data-kokunusuto_oo.htm
これらを見ると、オオコクヌストはマツノマダラカミキリ幼虫を捕食する天敵のようです。







園芸学部構内を通って江戸川に行き、上流に向かって右岸の堤防を2時間20分ウォーキング/ジョギングしてきました。
園芸学部構内にはカヤに似た木が2種類あって前から気になっていましたので、幹の樹皮と葉と実の写真を撮ってきて調べたら、樹皮が全然違っていて、緑色の実をつけているのがカヤでした。もう片方はコウヨウザンで、樹皮はスギに似ていました。カヤの葉は固くて先が尖っていて、剣のように皮膚を刺して痛いぐらいでした。コウヨウザンの実はスギの球果のようでした。
堤防下の水田はすっかり稲刈りが終わっていました。河川敷に白いススキのような穂がでている場所がありました。
堤防には誰かがヒガンバナを植えたらしく、あちこちで満開でした。よく見ると、派手な赤い色の花弁の真ん中から細いヒゲのようなものがたくさん出ていますが、1本だけがめしべで残りはおしべのようです。時期が過ぎると、花弁の赤色が少し褪せてきて白い縁ができていました。
流水路のゴム製の仕切りの上にはアオサギが来ていました。









 





ブラジルの姉と義兄に電話をして、先月息子がブラジル訪問をした時にお世話になったお礼とおみやげのお礼を言いました。81才になった姉は心臓の手術をするべきか、するべきでないか迷っているという話でしたので、どこが悪いのか訊いたら、心臓弁膜症で坂道を上ると息が切れるとのことでした。手術をしても10年ぐらいしたら再手術が必要になるらしく、それなら今のまま90才ぐらいまで生きられたらそのままの方がいいのではと迷っているとのことでした。