「名月を愛でる会」というのは千葉大学園芸学部の故野村健一先生の研究室の卒業生の同窓会ですが、今日日本橋室町の「好成軒」で午後1時に10数名が集まりました。一番遠くの人は、名古屋から参加してくれました。全員が還暦(60才)を超えていますので、段々集まれる人が少なくなり、話題も前立腺がんの治療中だとか突然歩けなくなったとか、老老介護に入ったとか、健康に関する報告が多くなりましたので、この先いつまで続けられるかちょっと不明な状態です。
会場の「好成軒」は昔から使っていますが、地下鉄の三越前で下車してすぐの場所にあり、地下鉄を下りて地上に出ると、目の前に銀座の三越本店(有名なライオンの銅像が入口にある)があり、その横には三井の高層ビルが建っています。この辺りも少しずつ変化があり、古いビルが無くなったり、新しいビルが建ったりしています。
まだ明るい時間に松戸に帰ってきましたので、いつものように遠回りして坂川沿いの小路を歩いて松戸神社に寄りました。坂川縁(へり)には大きな酔芙蓉(すいふよう)の木があって、満開の花が咲いていますが、ここの酔芙蓉は同じ枝に白い花と赤い花が同時に咲いていて不思議です。どうも、赤い花の方が午後早い時間にしぼんでしまうような気がします。
坂川縁(へり)の桜の木の葉はまだ緑色ですが、2~3枚黄色になり始めた葉もあります。
松戸神社の裏には橙色のナナカマドの実がなっています。松戸神社の境内には銀杏(いちょう)の巨木と欅(けやき)の巨木がありますが、銀杏(ぎんなん)はすっかり熟してしわが寄っていました。
民家の庭にはザクロの木があって実がたくさんなっていますが、1個はすでに熟して割れていました。
こうして四季折々の植物の変化を見るのは楽しみです。