2017年10月13日金曜日

(株)化学分析コンサルタントの丸 諭博士から、依頼しておいたろ紙とカートリッジの農薬分析の結果が送ってきました。私が帰国をしてから細かい計算をして、一緒に考察をする予定です。マツの枝先(当年枝・1年枝と針葉)の分析は、条件設定にもう少し時間がかかるとのことでした。多分、摩砕して抽出をしようとしているので不純物の除去に苦労しているのだと思います。私たちが何年か前にやった時は、結局摩砕せずに、超音波処理で抽出したので楽でした。

いつものように朝6時半にモーテルを出てSymphony Lakeにウォーキング/ジョギングに行きました。案内板を見ると1周1.3マイル(2.08km)ですから、2周してモーテルからの距離を加えると約5kmぐらいになる筈です。薄暗い水面にカナダガンの群れがいて、空が白み始めると大きな声で鳴きながら飛び立っていきます。遊歩道を横切るムカデ(百足)のような生物にも毎回のように出会います。小さい棒でひっくり返してみると、ムカデのように無数の脚があります。
胸部が橙色の野鳥もよく見ます。野鳥のフィールドガイドブックでもあれば名前がわかるのですが・・。
遊歩道には小さな白い花の咲く木の隣りに、まるでカイガラムシの一種のように見える変な花が枝から咲いている木がありました。














先日材片を採取した枯死進行中マツは最下位の枝だけは緑色の針葉がついています。幹に近づくとカミキリムシの幼虫が材を齧っているかなり大きな音が聞こえます。この木はマツノザイセンチュウがいる可能性が高いので、もう一度材片を採取して、どこかで適当な試験管代わりの容器を見つけてきて、キッチン用のペーパータオルをろ紙代わりにしてマツノザイセンチュウを分離してみようかと思っています。冷凍して殺して日本持ち帰れば、DNA診断をする時に材片1枚を試料にするよりも検出できる可能性がより高いのではと思いますので。




Symphony Lakeの横のAmphitheatreと呼ばれる野外劇場では音楽のコンサートをはじめいろいろなイベントが行われますが、今日はインドのお祭りが予定されているらしく、舞台で若いアメリカ人の女性ダンサーがエキゾチックなインド音楽に合わせてインド舞踊のリハーサルをしていました。






夕方4時頃Frank君がモーテルに来てくれて、近くのレストランで待ち合わせをした娘のJenniferさんと義理に息子のWill君と孫のJ.C.君と一緒に食事をしました。3人は巨大なステーキの塊を注文し、私はホタテ貝の料理を注文しました。一人$35~40のかなり高い料理でしたが、私へのプレゼントとしてWil君が全部払ってくれました。Frank君と亡くなった奥さんのJoAnnさんは二人とも再婚でしたが、Frank君の息子のDanny君とJoAnnさんの娘のJenniferさんは同じ年齢だったので、6才の頃よく私の膝の上に乗ろうとして競争していたのを思い出します。