2017年10月14日土曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会の第108回セミナーは12月1日(金)に開催予定で、すでに講師の一人は決定して了承を得ていますが、もう一人の講師候補者とは私が折衝することになっていました。こちらに来てすっかり忘れていましたら、今日事務局担当者からメールが届きましたので助かりました。早速打診のメールを送るつもりです。

昨夜Margieさんからスマホにテキストメッセージが届き(日本から持参したスマホでの通話は国際料金になって高くつくのでもっぱらテキストメッセージのやりとりで連絡を取り合っています)、故W.C. Dauterman先生の次男のJohn君(オレゴン州で医師をやっている)がローリー市に来ているとのことでした。John君の奥さんのBonniさんから連絡が入り、私がいつも10月にノースカロライナ州に来ることを知っているので、今年はいつ来るのかとの問い合わせだったようです。John君はローリー市の名門の私立学校の卒業生で、昨日は同じ学年の同窓会があり、明日は全卒業生の同窓会があるので、それに出席するためにローリー市に来て、月曜には飛行機でオレゴン州に帰るとのことでしたので、急遽今日ランチを一緒に食べることになりました。
今年の3月に開店したばかりのBrewery Bhavanaというレストランに行きました。体育館のような大きな建物の中にレストランと地ビールを飲むカウンターバーと本屋と生花店が一緒になっていました。3人でそれぞれ好みのアパタイザー(前菜)を注文し、MargieさんとJohn君はそれぞれ好みの料理を注文しましたが、私はアパタイザーだけで量的に十分なので料理は注文しませんでした。料理は基本的に中国料理風でしたが、二人ともそれぞれ大きなドンブリ一杯の量が出てきて、1/3ぐらいしか食べられず残りはお持ち帰りの箱に入れてもらっていました。昨日のステーキもそうでしたが、食べきれないほどたくさん出てきて、残すのが普通のようです。レストランにとってはその方がビジネスとしては有利なのかもしれませんが、世界的な食料難のことを考えると疑問を感じます。
割り勘で支払いをしようと思っていたら、John君が全員の分を支払ってくれました。
John君は昨日すでにお墓参りに行ってきたと言っていましたので、私が行ったのはその後だったのかもしれません。
予想外にJohn君に会えてラッキーでした。








今日は夕方はMargieさんの娘のSarahさんの家でディナーをご馳走になることになっていましたので、Margieさんが午後4時半頃迎えに来てくれました。Sarahさんと夫のScott君は、大きな敷地の大きな家に住んでいました。子供が小さいのと、日本で暮らした経験から、入口のドアを開けるとマットが敷いてあってそこで靴を脱ぐようになっていました。Scott君の母親はNorth Dacotaのインディアン居留地に住んでいたアメリカインディアンですので、半分はインディアンの血が入っています
Scott君が外のグリルでチキンの胸肉をバーベキューのたれを付けて焼いてくれ、Sarahさんが野菜サラダを作ってくれました。美味しい家庭料理を楽しくいただきました。
SarahさんはResearch Triangle Park(RTP)のバイエルクロップサイエンス社のBee Care Centerに勤務していますが、昨日バイエルクロップサイエンス社がモンサント社(遺伝子組み換え作物分野と除草剤分野が強い)を買収するに伴い、本社はモンサント社の本社のあるミズーリ州のセントルイスに移転し、RTPにあるバイエルクロップサイエンス社の施設はBASF社が取得することになるとのアナウンスがあり、引っ越しをせざるを得ない人とRTPに残る人に分かれることになるので動揺が広がっているとのことでした。農薬業界は世界的に買収や合併が起こって寡占化が起こりつつありますので、独占禁止法上切り離して売却しなければならない分野がでてきますので、社員にとっては自分がどこに行くのか不安になるのは当たり前だと思います。