2017年10月5日木曜日

昨日はSymphony Lake に出かける時間が早過ぎて真っ暗でしたので、モーテルの受付を担当していた黒人の男性にこの辺りでは日の出は何時頃かと訊いたら、ちょっと待ってすぐわかるからとスマホでチェックして、7時13分だと教えてくれました。今朝は目覚まし時計は5時に設定して、シャワーを浴びた後でしばらく机に向かって仕事をし、6時半に短パンとTシャツに着替えてウォーキング/ジョギングに出かけました。
1階のロビーには多くの工事作業者が集まって朝食を食べていて、次々にピックアップ(小型)トラックに乗って現場に出かけていました。彼らのほとんどはスペイン語で話していますので、メキシコかプエルトリコからきた季節労務者なのでしょう。Symphony Lake は予想した通り、少しずつ太陽が昇って明るくなっていきました。ドッグウッドが紅葉し、真っ赤な実をたくさんつけていました。池の周りの木々が水面に映っていい景色でした。市民が寄付したベンチがいくつか置いてありますが、その中の一つには「貴女は私の太陽。ナンシー・リン・クーナー 1973年8月25日没」と書いてあって、若い女性の写真が貼ってありました。何らかの理由で早逝した娘か妻を偲んで遺族が寄付をしたのでしょう。早朝の池の浅瀬にはカモの群れがいました。遊歩道には頭上のマツボックリからマツの種子がたくさん落ちていました。












 
1周したら、昨日は真っ暗で見えませんでしたが、反対側の池の縁(ふち)に沿って茶色に変色したマツの木が見えたのでもう1周して近寄ってみたら、枯死進行中のマツでした。上位の枝葉は全部枯れて、下位の枝の針葉にはまだ緑色が残っていました。すぐ近くには以前枯死して伐倒されたマツの根株の跡がありましたので、もしかしたら根系癒合でマツノザイセンチュウに感染したのかもしれないと想像しました。フラス(虫糞+木屑)が出ていて、キツツキが突いた思われる穴がたくさんあって、ギュウギュウというカミキリムシの幼虫が幹の内部の材を齧っている音が聞こえましたので、衰弱して樹脂が分泌しなくなった木を食害していることがわかりました。昨日はWestern Blvd 沿いのノースカロライナ州立大学の近くで枯死進行中のマツを見つけましたので、これで2本目です。アメリカのマツは松くい虫抵抗性の筈ですので、マツノザイセンチュウが枯死原因かどうか興味があります。もしそうだとしたら、何故ここまで大きくなったマツが今になって松くい虫感受性になったのかが知りたいところです。














池の水面には朝もやが立ち昇って少し神秘的です。早朝は水温が気温より高いだけなのでしょうが。昨日見つけた真っ赤な落ち葉は、他の木に絡みついている蔦(つた)の葉だったようです。遊歩道にはクルミの木があるらしく、クルミの実がたくさん落ちていましたので拾ってきました。後でMargie さんにナットクラッカー(くるみ割り)を借りて、割ってみようと思っています。









Frank 君が約束通り午後2時過ぎにモーテルにきましたので、彼の車で一緒にLow's というホームセンターに行って、マツの材片が採取できるように電動ドリル、ビット(歯)、手斧、ジッパー付きプラスチックバッグを買ってきました。
午後4時半頃、私の車でLake Johnson に行って、ちょうど1時間かけて1周ウォーキングしてきました。心臓が悪いので、いずれ心臓ペースメイカーを入れる手術を受ける予定とのことですので、無理をしないようにゆっくり歩きましたが、途中に急勾配の坂が何か所かありますので、少し息を切らしていました。明日もまたウォーキングをしようと打ち合わせをしました。
モーテルに戻って、Frank 君と私で順にシャワーを浴びてから着替えて、夕食は彼の家のあるガーナーという町のレストランに行って、ハンバーガーとサラダを注文しました。一人10ドルちょっとでしたが、彼が払ってくれました。昨年10月に彼が日本に来た時に、彼の食事代を私が払ったことのお返しの気持ちのようです。
ディナーの後は、またモーテルまで送ってくれました。