2018年2月1日木曜日

千葉県長生郡長柄町の生命(せいめい)の森リゾートにある日本メディカルトレーニングセンターで、株式会社東京アグリビジネスの2018年社員研修会があり、このところ毎年ですが私も講演を依頼されましたので、参加してきました。参加者は社員の他に、同社がコース管理を請け負っている各地のゴルフ場のグリーンキーパーその他ですが、天気予報で今夜から関東地方にも降雪が予告されていましたので、その対応をしなければならないグリーンキーパーの中には参加をキャンセルせざるを得なかった人もたくさんいたようでした。参加者はリゾート内のホテルに一泊して、隣接する真名(まんな)カントリークラブでゴルフをするのが恒例ですが、今年は朝になって積雪の状態をみないとプレーできるかどうか不明とのことでした。
講演者は2名で、最初に片倉コープアグリ株式会社の筑波総合研究所長の紀岡(きおか)雄三氏の「芝生作りのための土壌分析と土壌改善方法」と題した講演がありました。私も一部拝聴させていただきましたが、土壌分析と土壌改善方法について、実に素晴らしい内容でした。
私は昨年と同じ「農薬に関する最近の話題」という演題で、内容はネオニコチノイド剤の安全性に関する反農薬活動家グループの最近の動きの紹介と私たち自身の調査研究の結果の報告をしました。それに加えて、昨年10月にアメリカのノースカロライナ州に約1ケ月滞在した時に行ったゴルフ場の視察と松枯れの調査をした結果について紹介しました。
研修会終了後、会場を参加者が宿泊しているホテルに移して懇親会がありました。私はゴルフはしませんので、懇親会後は車で土気(とけ)駅まで送ってもらって帰宅しました。