2019年3月28日木曜日

東京農業大学総合研究所研究会農薬部会の第113回セミナーは3月22日(金)に開催され、2題の講演がありました。1題目は東京農業大学生命科学部分子生命化学科嘱託教授の本田 洋先生の「行動制御と化学生態学に魅せられて」と題した昆虫フェロモンに関する内容でした。2題目は昨年10月末に米国のEPA(Environmental Protection Agency 環境保護庁)を退職したDr. P.V. Shah の米国における農薬登録に関する内容でした。打ち合わせ段階では"How USEPA reviews an application for pesticide registration"(米国環境保護庁は農薬登録申請に対してどのように審査するか)という演題でしたが、セミナー前日に宿泊しているホテルで見直して、すでに参加者用に配布資料として印刷してあったスライドを何枚か作り直したり、演題も"Pesticides Evaluations at USEPA"(米国環境保護庁にける農薬評価)と訂正しました。
農薬部会セミナーの参加者は通常は会員限定ですので30~50名程度ですが、今回は農薬工業会からDr. P.V. Shah をワシントンDCから招聘する旅費の支援をいただきましたので、参加費は無料として公開にしましたので、80名を超える参加者になりました。お二人の講演とも素晴らしい内容でしたが、座長としての私の不手際で時間不足になり、会場の都合で十分な質疑応答・討議の時間がとれなくなったのは残念でした。

Dr. P.V. Shah は3月19日(火)の午後にデルタ航空で羽田空港に奥さんのTrupti P. Shah さん同伴で到着しました。宿舎は松戸駅東口の近くに最近オープンした東横イン松戸駅東口に予約しました。
20日(水)は私の車で房総半島にドライブに行き、鋸山ロープウェイで山頂に上ったり、平砂浦で太平洋を眺めたり、松くい虫被害で松林が消滅した後の砂浜に再植樹したマツの苗木の生育状態を視察したり、館山ファミリーパークの花畑を見たりしました。
21日(木)は浜松町駅前から英語ガイド付きのハトバスに乗って東京観光をしました。
22日(金)の東京農業大学での講演の後は、いつものように学内の食堂での講師を囲んでの懇親会があり、その後で山本 出先生のご自宅での二次会もありました。
23日(土)~25日(月)は千葉大学時代の私の研究室出身でノースカロライナ州立大学時代にDr. P.V. Shah と親しかった早岡辰巳博士(数年前に日本化薬株式会社を定年退職)の案内で二泊三日で京都・奈良観光に行きました。26日(火)は再度早岡辰巳博士の案内で、上野公園などハトバスの東京観光で回らなかった場所を訪ねました。27日(水)は私が同行して新幹線ひかりで静岡に行き、清水駅前でレンタカーを借りて日本平に上ったり、富士山とセットで世界文化遺産に認定された三保の松原を訪ねたりしました。その後、ネットで予約してあった清水港からの2時間半の駿河湾クルーズのフェリーに乗りました。駿河湾から雄大な富士山を眺めることが目的の一つでしたが、残念ながら曇っていてほとんど見えませんでした。その代り、新幹線の窓からは比較的はっきりと富士山が見えました。
28日(木)は午前中に江戸川堤防や水元公園を散歩し、午後から羽田空港に送って行き、デルタ航空で帰国の途につきました。
私の義兄(東京在住の89才の姉の夫)が92才で亡くなり、25日(月)はお通夜、26日(火)は告別式でしたので、私がDr. P.V. Shah 夫妻を案内できない期間は早岡辰巳博士が私の代わりに案内をしてくれたので助かりました。

Dr. P.V. Shah 夫妻にとっては約10日間の初めての日本への旅行でしたので、帰国後疲れが出たのではと想像しますが、私も無事ホスト役を務め終わってほっとしました。
日本旅行中に私が撮った写真にちょっとした説明を付けて、メールに添付して送ってあげました。夫妻ともインド出身で再婚ですが、長年アメリカに暮らして永久滞在ビザも取得しています。Dr. P.V. Shah の息子は医師になっていて、奥さんのTrupti さんの長女は看護師、次女は医師、一番下の息子は医学部在学中ですから、二人ともインドからアメリカに留学して成功したインド系アメリカ人ということになります。