今年は梅雨の期間が長かったせいか、まだ稲刈りが始まっている水田は1枚もありませんでしたが、黄金色の稲穂が垂れている水田もありました。砂田地区では墓地の近くに、お盆で自宅を訪ねる先祖の霊魂が道に迷わないように道標(みちしるべ)が2本立っていました。あるいは、お盆が終わってお墓に戻る時に道に迷わないようにという道標も兼ねているのでしょうか。地区によっては小さな焚火をするところもあると聞いたことがあるような気がします。自分たちが今日あるのは、先祖のお蔭で、お盆の時は先祖の霊魂と一緒に過ごすという日本人の文化の一つなのでしょうか。
園芸学部構内のテニスコートの横にはカリンの木が何本かあって実をつけていますので、近寄ってよく観察してみたら、やはりナシヒメシンクイの幼虫が食害していると思われる果実が少なくとも2個ありました。
江戸川の葛飾橋の下の河川敷には自生と思われるクルミの木が何本かあり、巣網が張ってあって葉がボロボロに食害されていたのでアメリカシロヒトリの幼虫だとばかり思っていました。立ち止まってよく見ると、巣網の外で葉を食害している幼虫がいましたが、もしかしたらアメリカシロヒトリではないかもしれないという気がしてきました。分類は苦手の私にはわかりませんので、分類に詳しい応用応用昆虫学研究室の野村昌史先生に写真を見てもらうか、観察を続けて蛹が出来た時に採集してどんな蛾がでてくるか確かめてみるか・・。
水元公園Cブロックの不動池には必ず寄るようにしていますが、今日はカワセミは来ていなくて、代わりにアオサギが1羽来ていました。
不動池の近くのセンダンには実がたくさんなっていました。ラベルの学名を見ると、Melida azadarach Linn. となっていました。いわゆるニームと呼ばれるインドセンダン Azadirachta indica のニーム油と同様に、昆虫に対して成長阻害活性を有するアザジラクチンを含んでいるのか興味が湧きました。現職だったら、実を採取してオイルを抽出して分析してみたいところですが・・。
こんな近くの公園ですが、歩く度にいろいろなものに出会えて楽しみです。