午後からの運動は、矢切の農耕地にウォーキングに出かけました。戸定ケ丘の斜面に自生して柿色の実をたくさんつけていたカラスウリは、すっかり枯れて蔓も実も乾燥していました。
上矢切のJR常磐線下の耕作放棄地には組んだ3本の柱の下に何かの機械が設置してありました。下を覗いたら鋼管の頭が見えましたので、住宅建築工事をする前に地盤強化の鋼管打ち込み作業をしているのかなと想像しました。上矢切のブロッコリー畑はほとんど収穫されていました。
矢切の農耕地の間を流れる坂川にはダイサギとオオバンが来ていました。水田に出てきた♂のキジはネギ畑の方に上っていきました。上空を飛んでいる鳥はカワウでした。今日も坂川親水広場ではいつも花壇の管理と除草をしてくれるイツモノボランティアの男性がしゃがんで除草作業をしていました。坂川親水広場では親子連れが遊んでいました。
市民の田植え体験会と稲刈り体験会をした唐澤農園の水田は、イネ刈り後一度耕転してありました。農作業をしている高齢の農家の姿もありました。刈った雑草や野菜の残渣を焼却している煙が見えました。キャベツの苗を定植した畑では猛禽類を模した案山子(かかし)が吊るされていました。キャベツの苗も収穫後のブロッコリーの葉も野鳥に食害されていました。市民にとっては見るのが楽しみのオオバンやヒドリガモの群れが地上に上がって草を啄んでいる景色も、農家にとっては栽培している大事な野菜を食害する憎たらし害鳥なのでしょう。