2010年3月19日金曜日


 316日までに支援金を振り込んで下さった方は延べ74名で、合計1,216,000円になりました。今朝郵便局に行って調べたら、さらに増えて1,250,000円になっていましたので、全額を引き出して無事菅野弁護士にお届けしました。支援者の皆さま、ありがとうございました。

 所属する事務所の都合で弁護団から抜けた一人の弁護士の代わりに、新たに若い女性の石田優紀弁護士が弁護団に加わり、同席されました。昨日菅野弁護士と一緒に市橋君に接見してこられたそうです。

  皆さまからいただいたメッセージの一覧表については、あらかじめ昨日メールに添付して菅野弁護士に送信しておきましたが、残念ながら今すぐ差し入れて市橋 君に見せることはできないそうです。いずれ時期を見て内容を伝えることは可能なようです。私が本サイトに書いた記事や、募金活動をしていることなどはすで に市橋君に伝えてあるそうです。差し入れについてどういうルールになっているのか私の友人の弁護士に確認してみましたら、接見禁止の期間に差し入れが認め られるのは限られたものだけで、外部との手紙のやり取りなどは罪証隠滅の可能性があるので駄目なようです。食事なども、毒殺の可能性を防ぐために、特別の 指定された弁当屋さんのものだけというような制限があるのだそうです。

 逮捕の基になった起訴状を見せてもらいましたが、平成21122日のものの罪状は「死体遺棄」、1223日のものの罪状は「強姦致死」、「殺人」となっていました。これらの罪状の証明をするのは検察側の仕事で、検察側の提出した証拠書類がすでに2030cmの 高さに積まれていましたが、こういう書類が今後さらに山のように積み重ねられていくのだそうです。市橋君の弁護士への説明では、強姦致傷と傷害致死が相当 する罪状のようです。検察側の主張通りだと、無期懲役か死刑の求刑の可能性が高いようですが、市橋君の主張通りだと弁護側は懲役30年以下の有期刑を目指すことになるようです。

 千葉大学を卒業してからの2年間、市橋君がどういう生活をしていたのか私にはわかりませんが、事件の起こった平成19325日 の朝、喫茶店でリンゼイさんから最初の英語の個人レッスンを受け、リンゼイさんが授業料を受け取るために彼のマンションに行って事件が起こったということ ですので、少なくとも何回かレッスンを重ねる中でお互いへの好意が芽生えて起こった事件ということではないようです。市橋君自身は、強姦致傷は事実で自分 が悪いことをしましたと認めているそうですが、それがどれだけ重い罪に相当するのか心の底から理解しているかはもう少し観察する必要があるというのが、ベ テラン弁護士の印象のようです。

 いずれにしても、私たちはこれから長い時間がかかる弁護団の裁判活動を支援し、市橋君が適正な法の裁きを受けて更生していけるように見守り、支援していきたいと思います。市橋君は身体的には、全く問題のない状態とのことでした。

 3月17日に携帯メールでご連絡いただいた方に返信を差し上げましたが、届かずに返送されてきました。この方から以前いただいたメールでも同じことが起こりましたので、携帯がそういう設定になっているようです。私からは、他の連絡方法はありません。