2010年3月3日水曜日



 今日届いた振替受払通知票によりますと、3月1日までに25名の方か ら合計363,000円の支援金が届きました。ありがとうございました。この勢いが持続することを祈っています。支援金は1,000円から50,000円 までありますが、皆さまの生活費の中から各々工面して振り込んで下さっている筈ですので、いずれの支援金も大変ありがたく受け取らせていただきました。
 支援者のお一人から、殺人事件などの刑事事件の弁護費用は通常1千万円くらいかかることも珍しくないとのご指摘をいただきましたので、友人の 弁護士(私の高校時代の同級生で、東大法学部を卒業後裁判官を長年務めた後、現在は弁護士として埼玉県庁の前で法律事務所を開いている)に確かめてみまし たら、その通りとのことでした。複数の弁護士が数ケ月から場合によっては結審するまで数年にわたって弁護活動に従事し、例えばリンゼイさんの検死・解剖所 見から推定した死亡推定時間にしても、市橋君の証言と一致しない場合に他の法医学講座の教授に再鑑定を依頼するには大変な経費がかかるということのようで す。私は当初、募金目標を最低100万円くらいと安易に考えましたが、それは本当に最低ラインで、市橋君の弁護団が活動をするのに決して十分な額ではない ということに気づかされました。そうは言ってもお一人お一人の支援には限度がありますので、なるべく幅広く多くの方々のご支援をお願いするしかないと思っ ています。この事情をなるべく多くの人に知らせていただければ助かります。
 振込み後、3月1日に携帯メールでお知らせいただいた方に折り返しお礼の返信を差し上げましたが、届かなくて返送されてきました。私からはこれ以外の連絡方法はありませんので、ご了承下さい。携帯からメールを送って下さる方は、設定によっては私からの返信を受け取れない場合があるようです。また、振込み後3月2日にメールで報告不要とお知らせいただいた方には、返信を致しませんでしたのでご了承下さい。
菅野弁護士から今日連絡があり、第1回目の3者顔合わせ(裁判官、検察官、弁護士)が3月19日の午前にありますので、午後に私が法律事務所を訪問して今までに集まっている支援金をお届けし、市橋君の最近の様子も伺ってくることになりました。