2010年4月3日土曜日


 4月1日の振り込み分までで、延べ90名からの支援金は1,368,300円になりました。まだ、「今日振り込んだ」という方も「これからも振り込む」という方もおられますので、さらに増える予定です。先月末の学会で、本サイトに記事#14として支援要請文をアップロードした直後の2月23日にカタカナ名で最初に支援金を振り込んで下さった方が偶然わかりました。この方を含めて何人かの方々からは、市橋君には全く面識がないけど、私が社会の一部から非難の矢面に立たされることを厭わずに元学生のために支援活動をしているので、それを支援するというメッセージをいただきました。ありがとうございました。

 これまでに皆さまからいただいた支援金の額も予想以上でしたが、支援者の人数も予想を超え、嬉しい限りです。間違いを犯した一人の青年を自業自得と突き放すのではなく、更生の機会を与えたいという温かいお気持ちが伝わってきます。特に、市橋君が苦しい逃亡生活中も悪の道に陥らずに真面目に働いていたということから、本当の彼はメディアが描いたイメージとは違うのではないかと直観的に感じたことが、多くの方々の支援の動機になっていると感じています。

 リンゼイさんのご両親の裁判時の渡航旅費を支援する募金活動をすべきかどうかについては、何人かの支援者からご意見が届きました。私によく連絡をくれる新聞記者その他を通して、もう少し情報を収集した上で判断したいと思います。

 昨日は農大の回りを4kmくらいしか走れなかったので、今日は江戸川の堤防をゆくり18kmジョギングしてきました。河川敷のグランドではちびっこサッカーチームが走り回っていたり、少年野球チームが練習をしていました。家族連れで散歩をしている人もたくさんいました。場所によっては土手一面の菜の花の黄色が鮮やかでした。市橋君が勉強していた研究棟の横の桜も満開でしたので、写真を撮ってきました。午後からは、千葉大学時代の同僚教授で長年腎臓透析をしながら、定年退職後脳梗塞で倒れて長期間リハビリセンターに入院している友人をお見舞いに行ってきました。彼にも今日撮ってきた菜の花や桜の花の写真を見せて、外は春だよと知らせたいと思ったら、奥様がすでに車椅子を押して病院の庭の桜を見に散歩に連れて行ったと言っていました。普段は忘れていますが、人間は、健康で季節の変化を感じられるのは恵まれた幸せなことだと思いました。