2010年5月13日木曜日


  5月10日と11日に5名(1名は3回目)の方からの振り込みがありましたので、現在高は65,000円、今まで延べ108名の支援者からの合計は 1,566,300円になりました。「適正な裁判のために少額ですがお役立てください」、「ご両親のためにも人生をやり直して下さい。息子がいるのでとて も心が痛みます」、「市橋君と御両親の気持ちを考えると心が痛みます。加害者が被害者になってしまったような気がします。息子が市橋君と似ています」とい うメッセージも添えられていました。ありがとうございました。
 
  支援者からも私が5月9日と11日に追記で書いたことに関してメールでのメッセージが届いています。私がお伝えしたいことを理解していただけるかどうか ちょっと不安でしたが、無駄な心配でした。今は市橋君にお金を差し入れて食べものを買うか、出所する時に受け出すかということよりも、裁判で死刑になるの か、30年以上の無期刑になるのか、30年以下の有期刑になるのか、これからの弁護団の活動にかかっているのですから、今一番大事なことは、弁護団にがん ばっていただくことだと思います。私が5月9日に勝手に試算しましたように、すでにお届けした裁判活動のための実費の他に、例え弁護士一人に月に5万円を 弁護士料(報酬)として提供できたとしても、弁護士料が1時間当たり1万円とすると、市橋君の弁護のために活動できる時間は月にわずか5時間にしかなりま せん。昨年の11月に市橋君の身柄が拘束されて以来、今まですでに半年以上にわたって6名の弁護団が無償で弁護を担当してきましたが、弁護団は市橋君と個 人的な関係があるのではなく、職業として弁護活動をするのですから、これからさらに半年以上も無償でがんばって下さいと期待するのは虫がよすぎるのではな いでしょうか。
 
 支援者の方々も市橋君とは個人的な関係はないにもかかわらず、これまですでに多大の支援金を振り込んでいただきました。何故市橋君を支援するのか周りの人に説明するのは難しいかもしれませんが、なるべく支援活動の輪が広がるように、声をかけていただければと思います。